E型:「利き手」の違う双子の生活

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Author:試作E型

エイです。
4コマは久しぶりになります^^;

庭先では、毎年生き残っているチューリップが花芽を付けているのを確認できました。
本当に生命力が強いなぁ~ まったく手入れしてないのに;
よく2月の大雪に耐えたものです。
茎の折れかかったアロエも、何とか成長を続けています。

閑話休題。

今回は「利き手」についてのお話しです。
前回のE型の4コマでも多少言及しましたが、
「正対した時に鏡面反転を起こすため」と言う、双子ならではの後天的理由が考えられたり、また胎内にいる時にすでに決定しているという説もあるらしく、最終的に「どうして利き手が異なるのか」「なぜ左利きが少ないのか」はよくわかっていないようです。

そんな「利き手の違う双子の生活」について少々。


元々は殆ど意識にすらのぼってなかったのですが、
とある日に話していた事がきっかけで気がついた、「利き手」について。

右利きの割合は90%位(どの文化圏でもあまり変わらない)と言われ、日本などでは、過去、左利きは右利きに矯正されることが殆どだったと記憶しています。
(我々が生まれた1980年代においても、左利きは「ぎっちょ」と呼ばれ、差別対象でした)

また、双生児における利き手のお話、となると殆ど聞きません。
(当然ですが双子の出生率の関係で、サンプルが極端に少ないためです)

大抵は右側に合わせられてしまうのではないでしょうか?
実際、この記事を書いているE型は右利きであるため、全く気にする事はなかったのですが・・・

D型の動作から察するに、クロスドミナンス(最近知った)ではないかと思われます。
(一部動作は明らかに右手優先で行なうのを確認している為)
そもそも右手系の社会構造では、純然たる左利きでは全く生活できないのですが・・・

4コマの方でも描いていますが、世の中はだいたい右手系に最適化されて作られています
身近な所では
・ボールペンは傾き方向に対して水平側にインクが出るようになっているので、左手で使うとインクの出が極端に悪い
・そもそも筆で書く文字は、筆が使えないためまともに書けない
・マークシート方式の記入用紙は例外なく左上→右下の順で記入する為、先の回答項目が見えない+シートが汚れる
 入試など、速度が要求される場面ではある意味致命的
大きい物になると
・扉は基本的に、外側→内側に向かって右開き(玄関ドアなど)
電子機器のスイッチ類はほぼ例外なく右側隅に配置されている(我々にとって、これが一番致命的)
駅改札は切符投入口(ICカードリーダも)が右側、かつ改札が狭いため、荷物を持っていると大変不便
・後乗りバスの整理券は向かって右側のため、同上(函館市交通局など)

などなど、数えたらきりがないレベルです。
言うまでもなく、刃物類は片っ端から右手用ですし。
(左利き用はさみとかもあるのですが、作りがショボかったり、そもそも切れ味が鈍かったり)
免許証は持っていませんが、日本車のハンドルは右手で保持するのが前提です。(特にマニュアル車の場合)

例外として
・前乗りバスの支払い口は向かって左側(神奈川中央交通など)
 これは右利きだと手がクロスするため、左利きのほうが使いやすい、らしいです
と言うのはありますが・・・

また、単体では何とかなる諸問題も、「利き手の違う人同士がいっしょに生活する」事で発生する問題もあります。

例えば
家具の配置方法。二人が共同して作業するものについては、立ち位置を考慮しないと非常に使いづらい。
 我が家での台所の配置は右にコンロがある構造のため、左利きのD型は使いづらい。
外を歩く時、「道のどちら側に寄るか」
 それぞれ「利き手側を道の内側に置きたがる」ため、前方から車が来た時など、「どちらに避けるか」で揉めることがある
等。

色々と書きましたが、「利き手を後から変えるのは難しい」ため、今更
利き手が違うことによって、本来気がつきづらい点についても気がつくことができる、と言うメリットはあるのですが・・・
左利きのD型にはやっぱり生活し辛い、と言うのは変わらないのが何とも。

「電子機器のスイッチ類とかは、せめて真ん中にしてくれないかなぁ」と本項を書いている時にD型と話したりしていました。

そういう意味でのユニバーサルデザイン化と言うのは考えてみたい所です。

試作E型

試作E型 について

名前:イナムラ試作E型:通称エイ
製造年:MCMLXXXIって覚えてる
誕生日:D型とおんなじ。だって双子だもん。
性別:やや中性的な♂
主な特徴:D型と対を成す、一卵性双生児として誕生した半生ギツネ
。 特技はお絵描きと猫の物まね。のどを鳴らす音には定評アリ。
ボディを付け足す際に頭をぶつけたのか、何故か乱視になってしまった。
他にも夏風邪を引いて体重が6kg落ちて戻るのに10年以上かかったり、口の中とか耳とか瞼とかにメスを入れられたり、ボディの悩みがやたらと多い。

現在はD型と共に生活をしながら、特技のお絵描きをどう伸ばすか、あと体力をつけて人との交流を取り戻したいと画策中。

“E型:「利き手」の違う双子の生活” への1件の返信

  1. アバター試作D型(ダイ)

    4コマ作成お疲れ様~

    聞き手の問題は、自分自身としてはもう生まれつきのお話なので、不便だろうがなんだろうが、半ば”そういうものである”と妙に納得してしまっている側面もあるからなぁ・・・
    物心ついた頃には既に左利きだと記憶しているので、今一番気になっているのは「なぜ自分は左利きになったのか?」という事なのだけれど、それこそ胎児期~乳幼児期の発達にまつわるお話かもしれないし・・・うぐぐ;

    個人的に地味ながら過酷な左利きの難点といえば、「野球のグローブ」かなぁ?
    当時親に左利き用のグローブを購入してもらっていたけれど、学校などの施設には当然のごとく”左利き用”なんて置いてなかったので、グローブを自前で持ち込まない限り殆どゲームに参加できなかったのがしんどかったなぁ~

    この辺は本当に思い返すとキリが無いので、もっとユニバーサルデザインのものが増えてくれると助かるなぁと我ながら思うのです。

    返信

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