非常食レポート追加分 2013年9月:その他備蓄用物資や道具について

いつものごとくダイです。
本日は昨晩ろくすっぽ眠れなかった+朝9時半に地震でたたき起こされたダブルパンチですっかり弱ってしまっております(汗
そうでなくともここ数日首の痛みに悩まされているというのに・・・ぐぬぬ;

さて、最近テレビをまた少しだけつけるようになって、そのほとんどが「放送大学の放送をひたすら視る」というやたら偏りのある感じになってしまっていますが、その最中にふっとチャンネルを切り替えると、やたらと「災害に備えて~」とじか「過去の災害を忘れない」とか突然思い出したかのように集中的に放送されているのを見て、「何をいまさら・・・」といぶかしんでいた所、今週が国の防災週間だったということに気がつきました。(ぉ
・・・まぁ、自分たちに関していえば1年365日がずっと半ば非常事態のような生活を続けているので、注意を怠るということは基本的に発生しないのですが、もし何か災害に巻き込まれてしまえば、どう考えていても否応なしに記録すら残せない状態に陥る可能性を排除できないなぁ・・・と考えてしまうのもまた事実。

ちょうど前回の記事から3ヶ月程度経過しているのと、メディア連中がアレコレ騒ぎ立てていてくれるのをうまく利用して、少しでも「具体的にこんなことしているんだぞ」という所を記録に残せないかなぁと考えております。

気になる方は過去にも記事を掲載しているので、参考にしてみてください。
6月の非常食追加レポート。

今回は前回からの経過による荷物の中身の変動分と、新しく家に備蓄しておいたほうがいいんじゃないか?という物資の選定について考えてみました。

内容的には「そんなの当たり前じゃないか!」と言われるかも知れませんが、いざ実際に備蓄を考えようとすると、結構手間がかかって後回しになりがちなものなんじゃないかと思っています。

で、ここからが本題。

自分たちの場合は防災用に非常用持ち出し袋として、リュックサック2個に3日分の食料と、それらを調理するための用具、簡単な医薬品、雨合羽やレジャーシートなどの雨対策、使い捨てカイロ、マスクなどの寒さや体力低下を防止する資材をできる限り”安い価格で実現できるように”詰め込んであります。

非常用食料やその他資材、自宅に備蓄しておく食糧などに関しては、ただ闇雲に人に言われたから購入したというだけでは、実際に災害が発生したときに「実は個人的に食べられない食料だった」とか「この器具の使い方が分からない、分かっていても必要な副材料が手元にないので結果的に使用できない」といった悲劇が発生しやすくなります。

それを回避するためにも、「自分たちが本当になにを必要としているのか?そもそもどんな非常事態を想定しているのか?」という点についてよく理解しておく必要があります。

例えば自分たち(試作D型、E型)の場合だと、

「成人男性二人」「ほとんど一緒に行動する」「食料や非常物資はシェアリング可能」
「臭いや味は慣れたもの以外は極端に食べづらい」「アレルギー物質がそこそこ存在する」
「二人とも既往症あり(服薬に水が必須)」

といった前提を踏まえながら、非常用物資の備蓄目標として

「できる限り安価」「二人で持ち歩ける程度の重量・体積」
「災害発生から丸3日間のQoLを維持できる」「その場で情報収集しながら状況を把握できる」

という面から具体的にどんな品々が自分たちにとって合致するのかいろいろと調べつつ一通り揃えてきています。

食料品については、過去のレポート部分からは大した変更点はなく、大体1ヶ月に1度ぐらいのペースで内容物の一部を食べてしまいながら、賞味期限が大丈夫か?の調査をしたり、「もうちょっと良いバランスの品はないものか?」と探し回っています。
相変わらずゼリー飲料、乾パン、カロリーメイト、飴を基本軸として、食べやすく手ごろな缶詰(コンビーフ、シーチキンなど)とレトルトパウチ品(米、カレーなど)を1日2食+α程度(1日3回、きっちり腰を落ち着けて食べられるとは考えづらいため)で3日分の構成にしています。
自分たちの場合は、豪勢な食事よりも、「どこでも手軽に食べられて、嫌いなものが入っていない」という点が食料選択の場合重要視していて、普段と同じもの・・・というよりは、「普段の日の朝食など時間が取れないときに食べるような食事」を中心に切り替える形にしています。
結果的に水分を別途用意する必要がありますが、食料そのものの重量および体積は抑えることができます。

それ以外の品々について、現在実践を始めてみたものをいくつか紹介してみたいと思います。

大雑把に分けると、

「自宅に置いておく備蓄用物資」
「何とかリュックに押し込めたい非常用の携帯物資」

の二つに分けられます。
自宅に置いておくタイプは、非常にかさばったり重量が持ち運ぶには非現実的だったりするのですが、「自宅が完全に倒壊しない状況で、ライフラインが寸断・および全滅していた場合」に、自宅を拠点として復旧までの時間稼ぎに使える品物をメインに考えています。
リュックに押し込めたいものは、非常用持ち出し袋を背負いながら、避難先へ向かう道中、および避難先での当座(大体1日分確保できれば良いか?)のQoLを維持するための品物として、備蓄用物資とは逆に、できるだけ軽くかさばらないものを考えています。

以下はそれぞれのタイプでの基本的な物資についての案(まだ全部そろっているわけではないので・・・;)になります。

[家に置いておけば、家屋の完全な倒壊以外では十分に役に立つもの]

 ・ペットボトル入りのミネラルウォーター
  元々は、「水道が完全に断水するような事態」は今の住環境では想定しづらいと考えていたのですが、夏場に関しては黙っていても水分が必要になるうえ、もしライフラインが全滅したと仮定した場合、最悪「水」だけでも確保できれば1週間以上なんとかなるという点から、少しずつ水自体を備蓄するようにしました。

  あくまで非常時の飲料用途に重点を置くと、1日あたり一人3L~4Lあれば生活そのものは可能であるため、購入しやすい単位として2Lペットボトルを基準として、二人で三日分の水の備蓄となると、合計24L(ペットボトル12本:6本入りだと2ケース)~30L(同15本:2ケース半)の備蓄量を目標としています。
  ペットボトルに封入されている水の利点は、「開封しない限り鮮度が保たれる」「小分けに開封ができる」「1本ずつ購入できるので更新が楽」というものがあります。
  ただし、当然といえば当然”水”なので2Lあたりの重量は2kg。30L確保なら30kgの重量物を何とかしないといけません。
 購入するときに配達サービスを利用するか、通信販売などで届けてもらうと非常に楽なのですが、イザというときに”備蓄そのものは自分で管理できるようにする”ことを念頭に置くならば、自分たちの年齢や体力からだと多少無理をしてでも手押しカートでも使いながらこまめに買い足すほうが、入手先や時期を縛られない分管理しやすいと考えています。
  調達価格は、昨日買い物に行ったときに近所のスーパーで売られていた水が2Lで68円、6本ケースで348円だったので、水の品質をえり好みしなければ30L確保で1,000円ちょっとあれば十分だと思います。

  余談ですが、定期的に水のペットボトルを更新する場合、飲んでしまった水の容器(ペットボトル)は簡易的な水筒代わりになるので、スポーツドリンクやお茶を自前で作って保存しておけば1ヶ月ぐらいは大して洗わなくても使い続けられるのが便利なところです。
  汚れが気になってきたら軽く洗ってリサイクルに出してしまうと無駄なく使えます。

 ・猫砂+ポリ袋+適当な粗紙=簡易簡易トイレ

  これは丁度防災週間の時にふっとかけたテレビ番組(確かTVKだったかな)で紹介されていた簡易トイレの作り方を基にしています。
  確かに猫砂には元々”猫の排泄物を固め、ついでに臭いを抑える”効果を期待して作っているものなので、それを人間の排泄物にも適用してしまえばよいというのは非常時にはとても合理的です。
  さすがに普段から使うのには問題がありますが、下水ラインが寸断されてしまった場合、排泄物の処理がいかんともしがたくなってしまうため、結果的に水とともに用意する必要があると考えました。

  適当なポリ袋(個人用なら30Lのゴミ袋でOK)の中に汚物が染み出すのを防ぐための適当な紙(チラシでも新聞でも何でもOK)を少しやわらかくして敷いた上に猫砂をザーっと流し込めばこれで”簡易”簡易トイレ(”簡易トイレの自作版”という意味です)が完成します。
  
  自宅さえ倒壊していなければ、自宅のトイレの付近にこのセットを置いておけばプライバシーの問題も気にしなくて良いので大した手間にはならないかと思っています。
  調達価格は猫砂が5kg程度入ったもので大体500円ぐらい。ポリ袋と紙を合わせても1回使い捨てとしても50回でこれまた500円かからない金額。
  この程度の量の猫砂なら排泄10回分は十分確保できるので、3日程度の衛生確保なら1セットあれば十分だと考えています。
  最大の問題は、「猫を飼っていない限り、平時これを使う機会がまったくない」というものですが、パルプを固めて高吸水性ポリマーを配合したタイプなら、最悪土壌改良剤として庭に撒いてしまうという使い方もできます。
・・・そもそも猫砂が腐るということは考えなくて良いと思うので、更新自体が2年に1度とかで十分かつ、そのときには捨てる手間自体も大したものではないから、とりあえず黙って1袋購入しておくというのもひとつの手です。

 ・携帯コンロ用のガスボンベ(予備として)
  元々我が家には携帯コンロ+ガスボンベは常備しているのですが、ガスボンベの残量がちょっと心もとないかな?と思って記載しました。
  2011年の東日本大震災では、当日が丸一日ガスがストップしていたため、夕飯の作成をガスコンロで行っていました。
  簡易加熱剤は加熱量が小さいのと、根本的には高価な品に入るので、自宅で避難生活ができるのならば、携帯コンロ+ガスボンベで熱源を確保するほうが圧倒的に便利です。
  コンロ自体は使い捨てることはほぼないので、ガスボンベだけの調達価格ならば3本で400円程度。どんなに煮炊きしたって1本1週間は持つと思うので、一度購入すればガスボンベを廃棄する必要のある2-3年後までは更新する必要はないと思います。
  中身の残っているガスボンベの廃棄はやや危険性が伴うため、できるだけ死蔵させずに、防災用品のチェックと食料の更新をかねて煮炊きに使っていくのが管理方法としてはいいんじゃないかと思っています。

[できれば非常用持ち出し袋に忍ばせておきたいもの]
 ・簡易トイレ
  これは上記の簡易トイレの市販品タイプを考えています。非常用持ち出し袋にはできるだけ重量を増やしたくないので、専用の品を用意したほうが、多少コストがかかっても無難だろうと考えています。
  現在保管しているのは小用専用のタイプ。1回使い切り、2回セットで498円。

  非常事態下で活動する場合、実は大便はそこまで考える必要はないのかなぁ・・・と思っています。
  小用については緊急時に飲むコーヒーなどに含まれるカフェインの利尿作用により、緊張から来る尿量の減少を含めてもそこそこ行う必要があると考えられます。
  逆に便については、むしろ衛生環境の低下から来る下痢のほうが脱水症状を引き起こすこともあって警戒する必要があるので、本当に危ない状況になったら、下痢止めを飲んでやや強引に便秘気味にしたほうがかえって活動できるのでは?と考えています。
  当然両方衛生状態を考えると考慮できたほうが望ましいのですが、もって歩くには重量も体積も限界があります。この辺は各自の体力とか体格とか家族構成で変化させていかないといけない部分だと思います。

 ・サイリウム
  名称自体は商品名なので、製品分類は”ケミカルライト”になります。
  使い捨てタイプの棒状の光源で、折る・何かにぶつけるなどして圧力を加えて発光させます。
  確か前の記事でもちょっと触れていたのですが、自分ひとりが活動するだけならLEDライト1個あれば事足りることがほとんどだと思うのですが、避難所まで移動する場合の複数光源の確保(危ない場所に光源を設置して誘導するなど)が必要になったとき、使い捨てタイプのサイリウムは非常に役に立ちます。

  自分の場合は普段使う機会がないのでどれだけ購入するか悩ましいところですが、ホームセンターや通信販売レベルで1本200円程度、最も高くても1本500円しない程度なので、リュックの中に2-3本仕込んでおけばまず大丈夫だと思います。
  経年変化にも強いので、更新は1年に1度、花火をするときとかにでもついでに光らせてしまうのがいいんじゃないかと思います。そうでなければ他の備蓄用品一式とともに、”災害訓練日”としてこの光源で一夜を明かしてみるというのもいいかもしれません。
 大きさも1本で標準的なマーカー2本分程度なので、まず持って歩けないということはありません。

 ・ハンカチなどの目の細かい丈夫な布
  元々使い捨てのマスクを粉塵や飛散物対策に常備しているのですが、今年の夏を振りかえってみると「暑さ対策」を考慮しないと、避難途中で熱中症でダウンという悲しい二次災害を引き起こしてしまう可能性を改めて考えることになりました。
  一番簡単なのが、日よけ+少し水分で湿らせてしまえば濡れタオルの代わりになるハンカチなんじゃないかなと考えています。
  汗拭きなども考えるとタオルのほうがいいのですが、タオルの問題は体積がややかさばること。圧縮タオルなどもあるのですが、一度つかったらそれっきりなので、更新にやや手間がかかります。
  清潔に洗ったハンカチならば折りたたんでしまえばほとんどスペースを使うこともなく、繰り返し使用することができます。
  調達価格・調達先にはまったく考える必要がないほど一般的なので、少し厚手や大判のタイプを選んでおくといいんじゃないかと思います。

 ・メモ帳と鉛筆
  自分たちでは普段の非常用持ち出し袋の中身に”お絵かきセット(B5コピー用紙、シャープ、消しゴム、バインダーのセット)”が眠っているので気にしなかったのですが、単純に機能だけを考えるならば、ポケットに入る程度の大きさのメモ帳+鉛筆のセットがひとつ手元にあると、情報収集や記録の面で重宝するかと思います。
  当然のことながら電子機器はバッテリーの供給問題を考えないといけないので、停電が続いてしまう事態を考慮すると、無電源で記録のとれる品は確実にひとつ手元に置いておくべきだと思います。
 筆記用具としてはほかの組み合わせでもほとんど問題はないのですが、メモ帳はあまり大きすぎると手元に持っておけないので咄嗟の使用には不向きで、鉛筆以外のペン類だと”芯を別途調達する必要がある””液漏れが心配”という面もあるので、複合すると予備としての鉛筆、水彩マーカー、メインで耐久性の十分なボールペンを使用すると最小限の荷物で構成できるのかなぁと考えたりします。

そのほかには共通で「乾電池・ボタン電池」などを筆頭に電力源を確保する物体は最低1セット(単三電池4本+ボタン電池5個ぐらい)は家と持ち出し袋の両方に入れておいたほうが良いと思います。

ほかにも保険証とか身分証明書とか医薬品とか軍手とか沢山きりがないほどあるのですが、確か手前の記事に少し書いてあったので、それを参考にするかひとまずは絆創膏、消毒用アルコール、胃薬、下痢止めとピルケース(服薬履歴があるならそれらを一つの箱で管理するとイザというときに持ち出せる)を分かりやすいところにまとめておき、災害時には持ち出し袋と共にそれをパっともって逃げるというのがいいんじゃないかと思います。
 軍手は普段からの雨対策とか寒さ対策にも使えるので、一人1組ぐらいはバッグに詰めていても不審にはならないと思います。

ー今朝も東日本全域にそこそこ大きな地震があったり、竜巻の襲来、西日本の大雨といった自然災害が沢山発生していますが、自然災害はある種「人間にはどうにもできない現象」であるため、結果的には「いかにして発生したときに生命を守りきるか」が重要になってくるのではないか?と考えています。

災害をおびえていても、日本はどこもかしこもその土地に応じた自然災害を抱えています。
災害を遠くのものだとして見た目追い払ったとしても、結局はどこかの段階で何らかの災害と遭遇する羽目になると思います。
そのときに対して、一人ひとりが「どんな災害が自分の前にきて、それをどうやって乗り越えるか」ということを考えていくのが一番大切なことだと思うのです。

試作D型

試作D型 について

名前:イナムラ試作D型:通称ダイ
製造年:MCMLXXXIとどこかに書いてある
誕生日:そろばんの日と覚えている
性別:男性をイメージして設計された

主な特徴:一卵性双生児の兄を生業とするサイボーグネズミ。
特技は並列作業と体調不良。
思考回路はスコアが非常に良く、複雑な処理も行えるが反面回路的にはセーフティシステムが脆弱で過負荷状態に陥りやすい。
兄の威厳がそうさせるのか、弟のE型より体格が少しだけ良い。
最近重度の対人不信を抱えていることがわかった。

メインタスクとして、お絵描きと日常行動、人生の見つめなおしを地雷除去作業のようなギリギリさで実行中。

“非常食レポート追加分 2013年9月:その他備蓄用物資や道具について” への1件の返信

  1. アバターエイ(E型)

    記事作成お疲れ様~

    毎回毎回、周りを見ていると「喉元過ぎれば暑さ忘るる」と言う感じに見えるんですよね・・・
    こういうことは「普段から気にかける」ことが重要だと思うのですが。

    サイリウムはちょっと単価高めなのが玉に瑕かなぁ。
    とは言っても使い捨てかつ発火の心配の無い光源、と言うのは魅力的。

    自分たちにはあまり機会がないかもしれないですが、それこそ他の人ならば「キャンプついでに防災用品更新」とかでもいいような気がします。
    (こちらは足が無いためやる意味が無い・・・)

    ※書き込みIPが違うのはちょっと実験のためです。

    返信

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