Princeton シリウスWタブレット(PTB-S3BK)乗り換えについて

冬場はどうにもこうにも手先が冷えてしまって作業がはかどらない試作D型です。
先月末に内科の定期健診で採血を受けたときに、看護師から「ものすごい冷たい手だねぇ~」と驚かれましたが、自分としては小学校からこんな感じなので、「小さい頃から悩みの種で・・・」と返すほかないというのが何とも;
足先も含めて、「鉄の手足」と勝手に名づけて毎日暮らしています。

さて、そんな12月の頭にペンタブレット(現在”タブレット”と略すると、タブレットPCの略称だと思われてしまう;)をPrincetonのPTB-S3BKに乗り換えました。
元々はWacomのIntuos3 PTZ-430を無理やり延命させながら16:9のディスプレイにも負けずに使用していたのですが、さすがにペン本体の消耗が激しく、各種オプションパーツも軒並みデッドストック状態。

しかし、同メーカーの現行品であるIntuos5 Pro(ちょっと前はIntuos5とBamboo:こちらが現在の無印Intuos5)は相変わらず価格が高く、かといって入力サイズが小さいのもいい加減厳しいかなぁ・・・等と去年あたりから思い悩んでいました。

そんななか、数日前に価格調査サイトを覗いてみたら、Princeton製のペンタブレットが随分値下がりしているのを発見して、丁度いい機会だし購入してみようか!という運びになりました。

以下に、そこから数日間の人体実験で判明したPrinceton製のペンタブレットの使い勝手などなどを記載してみようかなと思います。

Princeton製ペンタブレット実験

3日前に自宅に荷物が届いたので、開封しながら撮影しています。

パッケージはシンプルです。重量はE型が現在使用しているIntuos3 PTZ-630と比べると結構軽く、大きさはほぼ同じぐらいです。
まぁパッケージと重量を気にするようなデバイスではないので省略。

一応価格が最大の特徴かもしれないので、記事の頭のほうに書いておきます。
自分が購入した辞典では、Princeton側が\8,500円弱で、ほぼ同等品だと考えるIntuos5 ProのPTH-650(or651)/K0と比較すると、実に1/3の価格で入手できました。
・・・安ければよいという話ではないので、一応自分が購入したときの目安だと思ってください。
1年ぐらいずっと買おうかどうか悩んでいた理由がこの辺だったりします。

Princeton製ペンタブレット実験

一応パッケージの封入物を撮影。
圧縮パルプのパッケージが古い時代との差を感じます。

Princeton製ペンタブレット実験

早速自分のデスクトップ環境に設置してみました。
※撮影は後述する描画面対策を行った後に行いました。なのでペンタブレット本体の見た目は実物と異なります。

描画面の大きさはIntuosの4番台と6番台の中間といった感じで、そこそこ使いやすいサイズになっています。
個人的には大きなペンタブレットは置く場所に苦労するし、何よりも腕を動かす範囲が無茶苦茶大きくなってしまい、結果的に操作するだけで腕が疲れてしまうと思うのです。

[導入手順と本体の感触など]

基本的な導入方法は他のデバイスと全く変わらず、いつものドライバCDを使ってドライバをインストールして、後はUSBで接続すると勝手に認識してくれます。
一応Windows7-64Bit版ではデフォルトドライバも存在しているので、とりあえずドライバCDからデバイスドライバをインストールしていなくても簡易に動かすことは出来ます。

そして、ドライバの詳細設定から、とりあえず描き味を細かく調節しようとペンを持って描画面に適当なものを描いて見たのですが・・・
ものすごいガリガリする描き味にビックリしてしまいました(汗

感覚的には「目の粗い画用紙につけペンでガリガリ描いている」という言葉がしっくり来るのかな?と考えているのですが、Wacom製品を使っていたユーザーとしては、この擦れる感じはかなりストレスが溜まります;

専用のパッドカバー(プリンストンダイレクトのページから購入可能)を利用すればその辺の描き味も滑らかになるとの評が他にも出ているようですが、意外と値段が高いうえ、送料のほうがバカにならない金額だったため、とりあえず何かプラ板で代用できるんじゃないか?と考え、その辺にあった透明の下敷きを両面テープでペンタブレット本体に固定してみました。

・・・結果は上々!
これまた後述しますが、ペンの筆圧検知の感覚が、パッドカバーなしだと余り上手くなかったのですが、この代用パッドカバーでほぼIntuosと同じような筆圧検知および描き味になったため、大幅にスキルを習得しなおさなくても良くなりました^^*

[ペンについて]

Princeton製ペンタブレット実験

新旧ペンタブレットのペンの比較画像です。
上が新しいPrincetonのヤツ、下が今まで使っていたIntuos3のグリップペンです。
Princeton側が意外と小さいのに驚きましたが、それよりも今までのグリップペンがボロボロになりすぎだと反省しました(ぉ

ペンの持った感覚ですが、前述のとおり「つけペン」を持った感覚に近いと感じました。
ただ、今までのIntuosペンと比べると一回り小さいのとかなり軽い重量の関係で、取り回しにはそこそこ練習を積む必要がありそうです。
・・・これはまぁ、ペンタブレットに限らず、あらゆる筆記具に共通して付いて回る問題ではあるのですが。
個人的にはIntuos3以降のグリップペンは、シャープペンのような感じで非常に持ちやすい印象があるのですよ~
これより古い世代のタブレット(Wacom FAVOなど)はまた違う感覚なので、長い時間をかけて慣れてきたんだなぁ・・・としみじみ考えてみたりしています。

ペン先はエラストマー芯のみ。
自分はIntuos時代はずっとフェルト芯を使っていたので、これまた勘を取り戻すのに慣れが必要なのはもう仕方ないと思います;
芯の形状としては、Intuosの芯より一回り細くて、15%ぐらい長い感じです。Princeton側は途中に筆の傾き検知用の段差があるのが特徴。
したがって、両メーカーの芯には互換性はありません。これは注意すべき点だと思います。

[ドライバの詳細設定など]

ドライバ側の詳細設定はそれこそ人によってまちまちだと思うのですが、現行の自分の設定だとこんな感じになっています。

[傾斜感度]:中間
[詳細感度]:左から三番目にやわらかい
[詳細閾値]:一番低い
[詳細範囲]:最大

あと、ペンのサイドボタンは全く使わないので誤クリック防止のためにも[機能なし]を選択しています。
本体のホイールやショートカットはこれから使用していく予定なので、手ごろな制御キーを割り当てています。
それと、[オプション]の”互換性のために~”のチェックボックスはoffにしておかないと2048レベルの筆圧検知が有効にならないので注意したほうが良いですねぇ。

この設定はOSでの基本動作として利用できますが、一部アプリケーションではさらに追加で筆圧などを調節することが必要なものもあります。
(一番わかりやすい例は Corel Painterシリーズ。こいつはOSのペンタブレットの挙動とは別に筆圧調整機能があります。)
まぁその辺はIntuosと変わらないと思いますが・・・

[その他不具合とか違和感とか注意事項とか]

Wacomタブレットドライバと思いっきり干渉します;
これはデバイスドライバ側に問題があるのか、それともOSのドライバ認識が腐っているからなのかイマイチ判断しかねています。
双方のドライバに悪影響が出る(描画可能範囲がずれたり、ペンの挙動が不安定になったり・・・)ため、現在使用していない方のドライバは削除してしまったほうが賢明でしょう。

価格的には非常に満足のいく品なのですが、如何せんペンの形が随分先代のIntuosと異なるため、その差を埋めるのにしばらくお絵描きの練習をしなければいけないことが不便といえば不便。
Intuos5への乗り換えだと、Princeton側よりかはその手間が少なくなるのが最大のメリットでもあるけれど、最終的にはどの筆記用具でも満遍なく扱えるようになったほうが個人的には達成しがいのある目標だと思っているので、これらペンタブレットの位置づけとしては、

「初心者ならこいつかIntuos5無印(旧bamboo)」
「ある程度ペンタブレットそのものに慣れた&資金繰りに余裕があるならIntuos5 Pro」
「フルデジタル環境で食っていこうと思うなら、上記を踏まえたうえでCintiq」

ってな感じになるのだろうかなぁ。
折角wacom以外のメーカーがペンタブレットを作ってくれているので、捻くれ者の自分としては、使えるときに使えるようになっておかないと勿体無いと感じてしまうのですよ~

とりあえずこれからの作業はこの新型ペンタブレットで進めていくことになります。
こちらのBlogで結果がお披露目になるのは、2014年一発目の更新になるのかな?
一応年賀イラストを作成する予定です。

試作D型

試作D型 について

名前:イナムラ試作D型:通称ダイ
製造年:MCMLXXXIとどこかに書いてある
誕生日:そろばんの日と覚えている
性別:男性をイメージして設計された

主な特徴:一卵性双生児の兄を生業とするサイボーグネズミ。
特技は並列作業と体調不良。
思考回路はスコアが非常に良く、複雑な処理も行えるが反面回路的にはセーフティシステムが脆弱で過負荷状態に陥りやすい。
兄の威厳がそうさせるのか、弟のE型より体格が少しだけ良い。
最近重度の対人不信を抱えていることがわかった。

メインタスクとして、お絵描きと日常行動、人生の見つめなおしを地雷除去作業のようなギリギリさで実行中。

“Princeton シリウスWタブレット(PTB-S3BK)乗り換えについて” への1件の返信

  1. アバターエイ(E型)

    記事作成お疲れ様~

    Princeton製タブレットはレビューもほとんど無く、ほとんど一発「WACOMのパ○モノ」と言う感じで扱われている感があったので、どこかで使ってみたいと思っていたのですが・・・
    E型の作業環境は4:3のため、新しいタブレットは使えないのですよ・・・;
    (軒並み16:9なので)

    そして何より目が悪いため、本気でCintiqの導入を考えたいところ。
    しかし高すぎる;;
    どこぞのオークションあたりで新古品あたりを狙ってみるか、それとも・・・と言ったところですね。

    返信

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