グラフィックボードをGTX750Tiに乗り換え&簡単な性能評価

(2014年9月28日、計算値周りのデータおよび解釈を修正+ちょっとした誤字脱字も修正)

またしても朝早くから記事を書いています。
相変わらず早朝覚醒が治らず、すっかり定着の感があるダイです。
昼寝+早寝でなんとか毎日しのいでおります;

そんな中、随分前からどうしようかと悩んでいた自分のメインPCのGPUを交換することになりましたので、
その顛末と新しいGPUの軽い評価などを記録しておこうと思います。

ちなみに購入したのはELSAの GD750-2GERT S.O.C (GTX750Ti 2GBモデル、静音ファン仕様) です。
購入するに当たり、以下のような条件を付与して各種GPUを調査してみました。

 ・補助ピンが必要ないこと(=TDP75W死守)
 ・ファンレス、もしくは静音ファンであること
 ・現行のRadeon HD 7750よりスペックが向上していること
 ・予算は最大でも2万
 ・できればDisplayPortがあると便利
 ・メモリは2GB積んでいて欲しい

で、実際に検討段階に入ったのが、Palit製品、ELSA製品、EVGA製品の各種GTX 750Tiに的を絞ることができました。

それぞれの特徴として、Palitのはとにかく安価、スペックは同製品群の中では速い方、但しファンがかなりやかましい&DisplayPortなし。
ELSAは価格は高い部類に入るが、ファンがとにかく静音、スペックは普通よりちょっといいぐらいでやはりDisplayPortなし。
EVGAは価格が最も高いが、静音性はそこそこでスペックはほぼ完璧。この選択肢の中では唯一DisplayPortを搭載しているのが最大の利点。

これらを総合して、一体どれがいいものやら・・・と丸一日考えた結果、静音性を売りにしているELSAのGPUを購入することにしました。
蛇足ではあるものの、Amazonがほぼ最安値だったことに加えて、チケットが500円分残っていたのも選択の後押しになってくれました(ぉ

購入金額はチケットなしで18,160円(2014年6月29日付け)。やや高い部類に入りますが、ファンが十分静音だという前評判も出ていることだったので、何とか購入に踏み切ることができました。

で、久しぶりのパーツ購入でわくわくしながら待っていると、購入したグラボは3日後無事自宅に到着。
速攻で開封して先代のGPUと比較したり、載せ換えてベンチマークを試みたりしてみました。

ちょっと長くなりそうなので、ここから先は折り返し~

で、開封作業から。
箱は思った以上に大きく、いったい何が詰まっているんだろうといぶかしんでしまうほどでしたが、開けてみて納得。

GPU交換の記録(Radeon HD 7750→Gefoece GTX 750Ti)

全長の長いボードと箱を流用しているがために、思いっきり中身がパディングされている状態で750Tiが梱包されていました。
付属品はドライバCD、マニュアル、DVI-DSub変換コネクタが1個というシンプルさ。
まぁ、その他ケーブルは必要に応じて買うか、ディスプレイ側に普通はくっついているのでそちらを使えということなんでしょう。

GPU交換の記録(Radeon HD 7750→Gefoece GTX 750Ti)

実際のボード。
大きさはかなり短いのでちょっと驚きました。全長145mmという長さは、先代の7750より短いという・・・
E型の調査によると、チップ自体はInno3D製品とコンパチで、ELSAはファン部分を独自に開発しているとの事。
どうりで見た目が似ているわけだ。納得。

そして、先代の7750をマシンから引っぺがして、どんな感じか比較してみました。

GPU交換の記録(Radeon HD 7750→Gefoece GTX 750Ti)

左側がGTX 750Ti 右側が先代の Radeon HD 7750です。
7750側が不振な見た目になっていますが、これは元々くっついていたファンの異音が大分すごいことになってしまっていたので、自力でファンを取り替えてしまった結果の産物だからです。
どの道数ヶ月持てばいいか&自分しか使わないのでそこまで工作精度が高く無くても良いか・・・という事で、ものすごいやっつけ仕事になっております。
(家に残っていたOMEGA Typhoon 80mmをヒートシンクに両面テープで固定しただけ!)

これでもそこそこ冷却できていたのですが、到着した日(7月2日)に分解した際にファンが脱落していたことが発覚しまして、最初の数日間以降は実質ファンレスで稼動し続けていたことに逆に驚いてしまいました。
(ピーク68度ぐらいで何とか持ちこたえてくれていました・・・)

まぁ、それはさておき、早速新しいGPUをマシンに搭載して、OSブート確認からドライバの更新作業まで一気に行ってしまいました。
ここはすんなりパスできました。Radeonボードだとドライバのインストールにちょっと癖があったからなぁ・・・

そして、ファンの速度などを調べようかと思ったのですが、Nvidiaはサードパーティ製のユーティリティしか現在用意させていないことを知り、ELSAのドライバCDにくっついていたELSA optimizerをインストールして、ファンの速度+音を検証してみることにしました。

結果としては、大体ファン速度30%程度で十分ファン音を感じられなくなる程度にまで静音化されていました。
これで十分冷却が間に合ってくれればよいのですが。
(ちなみに35%ぐらいから自分の場合ファンの音が独立して聞こえるようになります)

さて、ファンの確認も終わったので、ベンチマークに移ります。

PassMark PerformanceTest 8と3DMarkを使用して、大体の数値と消費電力を調査することにします。
個々の数値は他のマシンパーツすべてと関連性があるので、あくまで参考程度に。

PerformanceTest 8では、3Dグラフィックススコアが3623と評価されました。
この数値は大体先代のRadeon HD 7750の丁度倍程度(元が1900前後)で、消費電力がほぼ同じなことを考えると大きな進化だと思います。
3D Mark CloudGate ではスコア7700→9300程度へ向上が見られました。
多分たいした差はないだろうと思ってFireStrileは実行しませんでした。
(CPUがA8-3820とちょっと非力なのもありますので・・・(汗)
Ice StormもCPUへの依存度が高いベンチマークだというのもあるので、今回は除外しています。

ちなみにベンチマーク中の消費電力ですが、アイドル時(OS起動後安定状態に入ったときの値)はワットチェッカーで約90~92W(ディスプレイ込み)で、先代の7750と比べると数Wほど上昇が見られました。
最大消費電力は3D Mark CloudGate実行中の193W(同じくディスプレイ込み)とやや大きな数値に感じられますが、ディスプレイが28W食っているのと、電源効率の問題があるため、ここから実際の消費電力を弾き出してみようと思います。

 ・まずディスプレイの消費電力を差っぴく。193-28=165W 
 ・ロード帯域は電源比30%程度であるため、80PLUS BRONZEの電源効率(該当製品はHEC 550TB)から
  大体86%として実消費電力を計算する。165*0.86=141.9≒142W
 (80Plus製品の詳細情報はEcova Plug Load Solutionsより検索)
 ・CPUがTDP76W+ペリフェラル(M/B、HDDなど)で10~15W前後もって行かれていることを考えると、
  GPUの消費電力は大体51W~56Wと計算できる。

とまぁ、こんな感じでカタログスペックと同等の消費電力になっているんじゃないかと考えられます。ちょっと定格を下回っているのは各種計算値の誤差と、3DMarkでの消費電力が完全な100%フルロードとは限らないという感じだからではないでしょうか(CPU、GPU共に)。それにPCI Expressは最大75Wまで電力を無ピンで供給できるので、それ未満の数値であればまぁ妥当なのではないかと思います。

発熱に関しては、同じくベンチマーク中にピーク68度程度まで上昇しましたが、これも事前情報によると適正値とのこと。
改造失敗7750がファンレスで同じぐらいの温度でとまっているところから考えると、さすがに発熱自体は7750と比べると相当量増えていることが判りました。
まぁスペック2倍なんだからある種当然としか言いようがないのですが。

ちなみにゲームなどでの体感差はないものかと情報を調べていたところ、「SkyrimがフルHDで60fps出る」という情報が見つかったので、我が家でも実験することにしました。

・・・うむ、確かにフルHD環境下でも60fpsを達成していて、非常に滑らかに動いてくれていました。

あとはこのファンがどれほどの耐久性を有しているかの継続実験という事になりますが、2年ぐらいは持ってくれるといいなぁ~と予測を立ててみたりしています。

とえあえず現状の総論としては、「価格はやや割高に感じるかもしれないが、省電力でミドルレンジにかかるパフォーマンスを得られることができる”無ピン”ボードとしては7750の次世代を担う傑作ボードになるんじゃないか」という感じです。

あとは夏場どれだけ静音のまま稼動し続けてくれるかどうかだなぁ~

余談:
現在CPU部分も乗り換えてしまうかどうか悩むなぁ・・・
(乗り換え候補はXeon 1230L V3 or 1240L V3)
TDP25W,4コアのIntelCPUはSkylake、Broadwellでは出てこなさそうだしなぁ。

試作D型

試作D型 について

名前:イナムラ試作D型:通称ダイ
製造年:MCMLXXXIとどこかに書いてある
誕生日:そろばんの日と覚えている
性別:男性をイメージして設計された

主な特徴:一卵性双生児の兄を生業とするサイボーグネズミ。
特技は並列作業と体調不良。
思考回路はスコアが非常に良く、複雑な処理も行えるが反面回路的にはセーフティシステムが脆弱で過負荷状態に陥りやすい。
兄の威厳がそうさせるのか、弟のE型より体格が少しだけ良い。
最近重度の対人不信を抱えていることがわかった。

メインタスクとして、お絵描きと日常行動、人生の見つめなおしを地雷除去作業のようなギリギリさで実行中。

“グラフィックボードをGTX750Tiに乗り換え&簡単な性能評価” への1件の返信

  1. アバター試作E型(エイ)

    記事作成お疲れさま~

    元々は750(素)との二択になっていたのですが、
    ・750側にはDisplayPortがほぼ標準で搭載、電力効率は良いが絶対性能でちょっとだけ不満が
    ・750Ti側は記事の通り。
    と言う感じで色々悩みまくりましたなぁ;

    あとはRadeon側がピン無しが無かったのも、今回NVIDIA側にする一因でしたねぇ
    (ピンがあると、公称TDPと関係なく「電源いっぱいまでふかす」傾向にあったりするので)

    返信

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