AMD A8-3820からXeon E3 1231 v3へ乗り換えレポート:その1【とりあえず性能チェック編】

Xeon E3 1231 v3を購入&組み立て風景

どうもダイです。
ここ数日体調不良の波と格闘しながらお絵かきやらこの記事のベースデータ収集やらをやっていました。

しかし人間、集中し始めると昼寝とかはぜんぜんしなくなりますねぇ・・・
空腹もあまり感じないため、ご飯の時間が先延ばしになったりして、ダイエットにはいいのかもしれませんが生活リズムとしては宜しくないですねぇ。

さて、ソレはいいとして、9月16日に兼ねてより検討していたMyPCのCPU変更を行うことになりました。

乗り換え先は タイトルにもあるとおり Xeon E3 1231 v3 です。

元々は同じ世代のXeonでも、 1230L v3とか 1240L v3とか 1265L v3等の低消費電力版を狙っていたのですが、金額的な事情と、通常版のものでもVCoreをうまいこと弄ってやれば消費電力は結構落とせることに気がついたので、敢えて通常版のHaswell Refreshのこいつに白羽の矢を立てました。
ちなみにお値段は\28,231(14/09/16時点)。性能上はCore i7と変わらないので、かなり格安という感じがあります。(しかも今は円安が急激に進行しているため、一部通販サイトではPCパーツの価格がドカッと値上がりしています;)
これにマザーボードとして、ASUSのH97M PLUSを\8,770(14/09/16時点)で購入したものを加えて発注しました。
二つあわせて\37,000で済んだのは自分の環境としてはかなり有難い状態です。
(低消費電力版の最大の問題は入手先の少なさと、それゆえの金額の高さ。大体ここから+\5,000ぐらいかかります)

で、注文から24時間程度で両方の品物とも無事到着。

早速開封して中身を確認します。

Xeon E3 1231 v3を購入&組み立て風景

マザーボードとCPU。Intel CPUは先々代のCore2Duo E6300が最後だったので6年ぶりでしょうか。
CPUのアップはタイトルの写真として使わせてもらいました。

Xeon E3 1231 v3を購入&組み立て風景

マザーボードの中身。今回は3年先を見越して、フォームファクタをATXではなく、MicroATXにしてみました。
後にケースと電源を買い換えたときに、PCの体積を小さくさせるのが狙いです。
(個人的にはSLIとか行わないので、ATXボードはもう大きすぎるというのも)

マザーボードはこれかASRockのH97M Pro4と迷ったのですが、どちらもIntel NICであることと、その上でVCoreの調節がこちらのほうが細かく調節できる点を考慮してこいつに落ち着きました。
海外サイトではASRockのマザーでVCoreをずいぶん落としたという情報があがっていたりしたので、そっちのほうがよかったかな・・・?とちょっと悩んでみたり。

で、ものを一通り見た後は、現在のマシンに取り付けてある各パーツを引っぺがして移植する作業を開始します。
今回はケース、電源、メモリ、ストレージなどは全部流用するため、実質マザーボードとCPUの交換のみという形になります。

Xeon E3 1231 v3を購入&組み立て風景

今まで乗っかっていたA8-3820とメモリが残った状態のマザーボード。
直前までこいつのVCoreを調整しながら消費電力を測定していたりしました。
現在は載せ換える先がないので、マザーボードとCPUはそのままお蔵入りさせてしまいます。
今度ケースやメモリが余ったら、サブPCとして組みなおす日が来るかもしれない・・・

Xeon E3 1231 v3を購入&組み立て風景

んで、とりあえずCPU取り付け→メモリ取り付け→CPUクーラー取り付け→マザーボードをケースに取り付け→GPU取り付け→各種配線と行った状態のケース内部写真。作業は1時間半程度で何とかなりました。
CPUクーラーが巨大な関係で、ケースファンの電源コネクタの取り回しが非常にシビアになってしまいました;
(1箇所は手が入るほどの空間がなく、ピンセットを使って差し込まないといけない)

そして、組みあがり状態をチェックするためにとりあえず電源を入れてみることに。

Xeon E3 1231 v3を購入&組み立て風景

無事立ち上がりました。
UEFIを弄くるのは自分自身初めて(見たこと自体はE型のマシンである)なので、どのくらい設定できるのかは後で調べるとして、まずはOSが無事立ち上がってくれることを確認して、そこから各種ベンチマークをかけてみての性能調査、そこからさらに省電力化の各種調整を行っていこうと考えています。

初回の性能測定関係は折り返しにて。

折り返し・・・なんだけれども、いきなりOSが起動しないというハプニングにぶち当たりました(汗

ログを追ってみると、classpnp.sysの読み込み時にBSODとなっている状況で、セーフモードで起動しようとしても状況は改善せず。
E型のマシンで情報を収集してみると、実にさまざまな要因が出てくるのですが、気になったもののひとつとして、「WindowsUpdateをかけた直後にこの症状が出た。原因はレジストリの破損」というものがありました。

確かにPCの組み換えを行う前日の夜にWindowsUpdateをかけていたっけなぁ・・・

対応策も様々だったのですが、自分の場合は7月にOSのクリーンインストールをした経験から、再度OSをインストールする方法を選択。
とりあえずOSが立ち上がってくれないといかんともしがたいので、環境の再構築は性能評価と平行作業で行う方針としました。

で、OSを再インストールしてやると、今度は無事起動に成功しました。
人によってはOSのクリーンインストールでも同じ症状が出るという困った状況があるらしいので、ほっと一息。

まずはディスプレイドライバやらなにやら、性能評価に必要なツールなどを最優先で放り込みます。
これらは以前行った手順どおりなので、環境の構築までは半日程度で何とかなりました。

参考手順など:OS(Windows 7 Pro 64Bit)のクリーンインストール日記

Sims3はインストールに非常に時間がかかるので、まだインストールしていないんですけどね~
Blogを書き終えたら再インストールする予定です。

さて、これで環境が整ったところで、まずは以前の環境との比較できるようにするために、A8-3820のときの各種パーツ構成やらベンチマークスコアやら消費電力やらを書き留めておこうと思います。

 [先代マシン構成]
   CPU : AMD A8-3820 2.5GHz(TC 2.8GHzだが、現在の設定ではOFF、 VCore 1.225Vに調整済み)
   M/B : Gigabyte GA-A75-D3H(ATX)
   メモリ : CFD W3U1600HQ-4G(4GBx4枚)
   GPU : ELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C GD750-2GERT [PCIExp 2GB](ELSA GPU OptimizerにてGPUファン30%で運用)
   HDD : WDC WD10EZRX-00A8LB0 1TB(システムドライブ)
      Seagate ST1000DM003-1CH162 1TB(データドライブ)
   OS : Microsoft Windows 7 Professional 64Bit(SP1適用済み)
   電源 : HEC Win+3 550W(80PLUS BRONZE)
   ケース : サイズ T33-B
   CPUクーラー : ENERMAX ETS-T40-TB(SpeedfanにてPWM 45%で運用)
   その他ファン:550、750、1050RPM程度の静音ファン3個(いずれも120mm)

 [先代マシンスペック]
   [CINEBENCH R15]
    CPU : 248 cb
    参考 : CPU Single Thread : 65 cb 、MP Ratio : 3.84x

   [3D Mark] Ver 1.2.250.0(64Bit)
    Ice Storm : 67241(Graphics score:106371 / Physics score:29395)
    Cloud Gate : 9154(Graphics score:32547 / Physics score:2604)
    Fire Strike : 3701(Graphics score:4390 / Physics score:3661)

   [PerformanceTest 8] Build 1039(64Bit)
    Passmark Rating : 1714
    CPU Mark : 3257
    2D Graphics Mark : 352
    3D Graphics Mark : 3638
    Memory Mark : 1107
    Disk Mark : 956

    参考:CPU Single Thread : 880

   消費電力:OS起動後安静時 56W(ディスプレイ込み85W) / ピーク 182W(ディスプレイ込み、Ice Storm実行時)

ディスプレイで約28W~29Wかかっているため、ちょっと数値が大きいように感じますが、TDP76W(公称値65W、CPU-Zではなぜか76Wと表記)のCPU+TDP60WのGPUにその他ストレージやメモリの電力を考えるとこんなものではないかと思っています。

OCCTは先代マシンの時には実行させていなかったので情報がないですが、Xeonを稼動させる際には導入してCPU負荷時の消費電力を測定に利用しています。

で、以下に記載するのが今回の主役、Xeon E3 1231 v3の性能情報です。
本当はスクリーンショットなどを交えつつ記載すれば分かり易いのかもしれませんが、すっかり撮影し忘れていたので、ご了承ください。

 [新マシン構成]
   CPU : Intel Xeon E3 1231 v3 3.4GHz(TB 3.8GHz)←変更
   M/B : ASUS H97M PLUS (MicroATX)←変更
   メモリ : CFD W3U1600HQ-4G(4GBx4枚)
   GPU : ELSA GeForce GTX 750 Ti 2GB S.A.C GD750-2GERT [PCIExp 2GB]
   HDD : WDC WD10EZRX-00A8LB0 1TB(システムドライブ)
      Seagate ST1000DM003-1CH162 1TB(データドライブ)
   OS : Microsoft Windows 7 Professional 64Bit(SP1適用済み)
   電源 : HEC Win+3 550W(80PLUS BRONZE)
   ケース : サイズ T33-B
   CPUクーラー : ENERMAX ETS-T40-TB
   その他ファン:550、750、1050RPM程度の静音ファン3個(いずれも120mm)

 [新マシンスペック]
  [CPU-z]
   シングルコアの場合、TB 3.8GHz
   マルチコア(4コア)の場合、TB 3.6GHz
   定格 3.4GHz
   最低クロック 800MHz
   MaxTDP 80W
   VCore : 最低0.700V、最大1.050V、TB時1.100V

  [CINEBENCH R15]
    CPU : 729 cb
    参考 : CPU Single Thread : 149 cb 、MP Ratio : 4.89x 消費電力:Single103W、Multi146W(ディスプレイ込み)

  [PerformanceTest 8] Build 1039(64Bit)
    Passmark Rating : 3279
    CPU Mark : 9963
    2D Graphics Mark : 908
    3D Graphics Mark : 3903
    Memory Mark : 2555
    Disk Mark : 997

    参考:CPU Single Thread : 2155 消費電力、最大156W(3D Graphics Mark時)

  [3D Mark] Ver 1.2.250.0(64Bit)
    Ice Storm : 132970(Graphics score:251049 / Physics score:50250) 消費電力:最大173W
    Cloud Gate : 18740(Graphics score:32765 / Physics score:7502)  消費電力:最大172W
    Fire Strike : 4118(Graphics score:4407 / Physics score:10277) 消費電力:最大170W

  [OCCT] Version 4.4.1
  OCCT:CPU実行中 最大消費電力:168W(ディスプレイ込み) 動作温度:20分ロード時でコア温度65度まで。

   消費電力:Idle時50~52W(ディスプレイなし、ディスプレイ込み77W~80W)

総じてスペックを比較すると、Xeonのほうが消費電力がかかるかなぁ・・・と思っていたのですが、実際に測定してみるとTDP80Wとは思えない消費電力の少なさを発揮しています。
定格の段階でも、アイドル時、最大消費電力共にA8-3820を下回る電力状態を維持しつつも、各種ベンチマークでのスコアは大体2.5倍近く差がついているので、さすがに世代の差を思い知らされます。
CINEBENCHでは、さすがにHTの挙動分だけスコアにさらに開きが出ています。そこは4コア4スレッドのA8-3820とでは一概に比較できない部分ではありますが、それでもテスト中はその速さに驚くばかりでした。
ただ、初めて導入したOCCTの挙動がイマイチ不明で、CPUの負荷だけなのに、アイドル時より100W近く消費電力が伸びてしまっているのがちょっと疑問です。
A8-3820のほうでもOCCTをかけて調べてみればよかったと思うのですが、何せマシンの組み換えだったのでこいつを動かせる環境が現在ないので・・・(汗

とりあえず定格段階としては、スコアとして十分すぎる性能と、そこそこの省電力性を持ち合わせたCPUではないかと思います。
参考として、現在プレイしているゲーム、Firefallでの動作確認を軽く行ったのですが、Xeonに交換後、画質設定がフルHDのVery Highで全く処理落ちが発生しないレベル(負荷のかかる場所でも60fps維持)になりました。(A8-3820だと、1366×768、画質Highで50fps~20fps程度だった)これはさすがに上位CPUだなぁと思い知らされると共に、CPUがボトルネックになっていたのだなぁと痛感しました;

これ以上だと長くなりすぎるので、VCoreを調整した際の挙動とかスコアに関しては別な記事でまとめる予定です。


※各種測定などに使用したソフトなど

 現在測定に使用しているツールなどを以下にまとめて記載しておきます。(フリーソフトはアドレスも記載)

   3D Mark Ver 1.2.250.0(64Bit)(現状のトライアル版なら無料だが、機能開放版はライセンス登録が必要)
   PerformanceTest 8 Build 1039(64Bit)(通称PassMark、無料版は30日間のトライアル)

   CINEBENCH(http://www.maxon.net/ja/products/cinebench/overview.html)
   OCCT(http://www.ocbase.com/)
   CPU-Z(http://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html)
   Open Hardware Monitor(http://openhardwaremonitor.org/)
   GPU-Z(http://www.techpowerup.com/gpuz/)

試作D型

試作D型 について

名前:イナムラ試作D型:通称ダイ
製造年:MCMLXXXIとどこかに書いてある
誕生日:そろばんの日と覚えている
性別:男性をイメージして設計された

主な特徴:一卵性双生児の兄を生業とするサイボーグネズミ。
特技は並列作業と体調不良。
思考回路はスコアが非常に良く、複雑な処理も行えるが反面回路的にはセーフティシステムが脆弱で過負荷状態に陥りやすい。
兄の威厳がそうさせるのか、弟のE型より体格が少しだけ良い。
最近重度の対人不信を抱えていることがわかった。

メインタスクとして、お絵描きと日常行動、人生の見つめなおしを地雷除去作業のようなギリギリさで実行中。

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