[小さな機械の相棒]RaspberryPi2+Raspbianでゲームストリーミングを楽しむ

RaspberryPi2でゲームストリーミングを楽しむ

Author:試作E型

エイです。
ちょっと時間が空いたので、手付かずだったRaspberryPi2関連のネタを。

昨年(元々はGTX960を購入した時)から実験してみたいなぁと思っていたけど、なかなか実験できなかった、
「RaspberryPi2上で、ゲームストリーミングで遊べないか」
のを確認できたので、手順や結果などを残しておきます。

なお、サウンド(ALSA)はアナログ固定にしないとイヤホンジャックからは出力されなかったので、参考手順を併記しておきます。
Raspbianを動かしていた時には設定していたはずだけど、長いこと弄っていなかったので忘れていました。

参考:Raspberry Piで音を出すまで
http://qiita.com/plsplsme/items/57b8d79d3725497fd69b

ターミナルから以下のコマンドを実行する。

$ amixer cset numid=3 1

これで出力をイヤホンジャックに固定できます。

■手順
参考:http://embedded-software-architecture.com/?page_id=140

今回は設定していないが、ゲームパッドの設定方法もある様子。
(パッド推奨ゲームは入れていないため)
ゲームパッドそのものは、XBox360用コントローラが自動で認識された。

前提条件:
・Raspbian(Wheezy)が起動するところまでは完了しているものとする。
Raspbianのセットアップ手順については省略。初期設定が完了していればOK。
なお、Raspbian(Jessie)では最終動作まで確認できなかったが、手順は記載しておく。
・ホストPCに最新版(2016/01/05の実験時点では358.91)のGeForce Experience+ドライバがインストールされていること。

1. MoonLightのインストールの準備
/etc/apt/sources.listに、以下の1行を追加。

deb http://archive.itimmer.nl/raspbian/moonlight wheezy main

Jessieの場合は以下。

deb http://archive.itimmer.nl/raspbian/moonlight jessie main

2. MoonLightのインストール
ターミナルで以下を実行

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install moonlight-embedded

※証明されていない云々と言われるが続行する。

3. MoonLightを使う
ターミナルで以下を実行(X Windowを起動したままでOK)

$ moonlight pair <ホストPCのIPアドレス>

ペアリング用のPINコード(4桁)がターミナルに表示されるので、それをホストPCのGeForce Experienceの画面で入力し、ペアリングを完了させる。

ペアリング完了後、

$ moonlight stream <ホストPCのIPアドレス>

で実際にゲームを実行する。
デフォルトではSteamのBigPictureモードになる、はず。
画面はフレームバッファに描画されるので、Xとは干渉しない。
また、キーボードとマウスがデフォルトの入力デバイスになっている。

なお、対応ゲームの確認は

$ moonlight list <ホストPCのIPアドレス>

直接起動するゲームの選択は

$ moonlight stream <ホストPCのIPアドレス> -app "<listで表示されたゲーム名>"

※ゲーム名は長くてもフルで入力すること。コピー&ペーストが確実。
(MGSVがかなり長い。Fallout4は短かいので楽)

ホストPCからもサウンドを出したい場合は

$ moonlight stream <ホストPCのIPアドレス> -localaudio

詳しくは説明書(https://github.com/irtimmer/moonlight-embedded/wiki/Usage)やmoonlightのヘルプを参照のこと。

■結果
SteamのbigPictureモードから、MetalReaperOnline/MGSV/RoboCraft等を操作し、プレイ可能なことを確認しました。
動作はTegra250を積んでいるIconiaTab A200のLimeLightと比較して、かなり軽量。
Androidだからと言う可能性や、通信の所に関係しているかも。
(A200は802.11g(Max54Mbps)、RaspberryPi2は有線(100Mbps))

なお、クライアント側の画面解像度/フレームレートは1280×720(HD)/60FPS。これはデフォルト、かつRaspberryPi2に接続しているディスプレイ(1280×1024)の横解像度が一杯一杯のため。
クライアント側が1920×1080(FHD)/60FPSだとどうなるかは未確認。
ホストの画面解像度は、フルスクリーンモードでプレイしている場合、勝手に縮小して表示してくれるので、特に気にする必要はないです。

結果、冒頭の写真のような感じになりました。
音にほんの少しの遅延が出る場合があることを除き、ローカルで実行しているのとほぼ変わらない操作が可能でした。
少なくともHD解像度ならまったく問題なくプレイできます。
RaspberryPi2本体については、多少OCしているとは言え、ここまで実用範囲とは思ってなかったのでちょっと嬉しかったです。

試作E型

試作E型 について

名前:イナムラ試作E型:通称エイ
製造年:MCMLXXXIって覚えてる
誕生日:D型とおんなじ。だって双子だもん。
性別:やや中性的な♂
主な特徴:D型と対を成す、一卵性双生児として誕生した半生ギツネ
。 特技はお絵描きと猫の物まね。のどを鳴らす音には定評アリ。
ボディを付け足す際に頭をぶつけたのか、何故か乱視になってしまった。
他にも夏風邪を引いて体重が6kg落ちて戻るのに10年以上かかったり、口の中とか耳とか瞼とかにメスを入れられたり、ボディの悩みがやたらと多い。

現在はD型と共に生活をしながら、特技のお絵描きをどう伸ばすか、あと体力をつけて人との交流を取り戻したいと画策中。

“[小さな機械の相棒]RaspberryPi2+Raspbianでゲームストリーミングを楽しむ” への1件の返信

  1. アバター試作D型(ダイ)

    記事投稿お疲れ様~

    ストリーミング配信によるゲームコンソール化については、”理論上可能である”とは思っていたのですが、まさか”十分実用的である”という事になるとは考えていませんでした^^;

    フレームバッファに直描きしているのが、処理要求を激烈に軽くしているのだなぁとつくづく思います。

    これならディスプレイさえ一般的なものを調達してやれば、それなりな解像度のゲームを、サーバから離れた場所でも実行できるのが嬉しいですなぁ。

    そういや、XBox360のコントローラの接続実験もしてみましたが、別段ドライバが必要なわけでもなく、デフォルトで認識してくれました。
    これでコントローラ推奨のゲームも楽しめます。

    まだまだ試し甲斐がありそうなRaspiではありますな。

    返信

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