E型のペンタブレットを更新してみよう:HUION H610

IMG_20160212_152840.jpg
Author:試作E型

エイです。

長年使っていた、WACOM Intuos3(PTZ-630)も、色々な所にガタが来ていまして。
・ペン先がややグラグラする(→主に軸の問題)
・軸は入手するにも中古しかない
・ペン先も原則中古のみ
入力面が4:3のため、現在使用中のディスプレイ(16:9)との相性が悪い(上下方向と左右方向の感度を等しくすると、画面の一部しか使えない)

などなど、不都合な部分がかなり出てきているので、そろそろ新しいタブレットに乗りかえようかと思っていました。

いま使える候補としては、D型が使用している、PrincetonのSirius Tablet(PTB-S3BK)が予備としてもう一台あるのですが、現在は入手困難になってしまったため、D型用の予備として確保しておくのが望ましくなってしまいました。

となると、新しくタブレットを入手することになるわけですが…
国内だとWACOM製品「しか」流通していないため、どうしても高くつく状態です。
(PTZ-630クラスだと\26000~、Intuos Comicで妥協したとして\20000程度)

長いこと使うデバイスではあるので、多少の出費はアリかなぁとも思うのですが、国内でのWACOMの寡占状態を見ると、あまり使いたくなくなるのがE型でして(何


で、選択候補に上ったのがHUION製品
参考:https://www.huiontablet.com/
世界的なシェアで見ると一応トップクラス(OEM品の量的な意味も含めて)、と言うことになっています。が、

問題は日本国内での情報の少なさ。
日本国内は先述の通り、WACOMの寡占もしくは独占状態のため、情報がまったくと言って良いほどありません。
Windows環境ですら殆んど無く(1件ぐらい)、Linuxに関しては英語オンリーと言う状態。
ただ、ふつうに動作している(Linuxでもドライバはある)ようなので、使用に関しては問題は無い、はずです。

また、当然のごとく小売店には置いていないので、フィーリングを確認することもできず、ある意味一発勝負の面が強いです。

その点、WACOM製品なら確認もできるのですが…
WACOM製品を購入してしまうと、そこから先が無い(最高級品であるため)ので、ものは試しと言うことで。

となると、入手先と、モデルはどうするか、と言うことになるのですが…

入手先については、国内代理店が辛うじてある(Amazonから発送)ので、どうするか悩みましたが
こちらとしては多少待てる状態だったので、価格が抑え目になるeBayから、と言うことにしました。

モデルについてですが、
価格面他の折り合いの関係で、H610にするかH610Proにするかで悩みました。
(1060Plusと言うのも選択肢でしたが、そこまでは必要ないかなぁとも思ったので)

スペックで特筆すべき点は以下。
・入力サイズ:10″x6.25″
・センサ解像度:H610/4000LPI H610Pro/5080LPI
・筆圧:2048段階
・付属ペン:H610/電池式 H610Pro/バッテリー内蔵式
・価格:H610/$59.99(定価) H610Pro/$76.99(定価)

入力サイズ/筆圧検知能力には文句なし。
センサ解像度の面から言うならH610Proなのですが、ペンの対応状態(付属しているペンがまちまち)がいまいち不明、と言うのもあり、
今回は電池式ペンが付属するH610(実はH610でもバッテリー内蔵式のペンが付属しているモデルがあった)をチョイスすることにしました。
Amazonや公式サイトで確認する限りでは、H610Proはバッテリー内蔵ペンがデフォルトらしく、これだとバッテリーがへたると「ペンが有線」になると言う問題があったので…
その頃にはペンを買いかえれば良い、と言うのもありますが、H610の場合は付属している「電池式ペン」が使ってみたかった、と言うのもありました。


~以下、購入後に判明したこと~

後ほど調べてみて判明したのですが、H610Pro等に付属しているバッテリー内蔵ペンも、この電池式ペンもそれぞれに互換性があるらしく、相互利用が出来るらしいです。

なお、ペンそのものの価格は電池式で$15(定価)ほど。
H610Pro+電池式、と言うのがあれば良かったのですが…
ペンが余計に増える上、総計で価格が+$33ぐらいされるのはちょっと、と言うところ。
~以上~

…さて、発注から4週間近く経過して、ようやく到着しました。
発送元の発送は早かったのですが、実際にトラッキングできるようになるのに2週間以上かかりました(汗
んー、eBay経由だとこれが問題と言えば問題なんですよねぇ…
時間がかかる時はとにかく時間がかかること。

まぁ、無事到着したので、とりあえずは良しとします。

IMG_20160212_153534.jpg
で、到着したタブレットを早速開封。
同梱されていたのは、表記通りに電池式ペンでした。

IMG_20160212_164655.jpg
ペンは内部にこんな形で電池が入ります。電池は付属していないので各自調達のこと。
なお、マンガン電池よりEneloopの方が質量があるようで、ペンの重心バランスが少し変わります。
いずれにせよ、バッテリーレスペンと比較すると、ペンの中心~後ろよりになります。
個人的には重いほうが好みなので、これは予定通り。

IMG_20160216_163430.jpg
ペンはDr.Grip(しかも旧型)に近い感じ、かつ電池が入っている関係で重量バランスも似ていると言う…
やはり個人的には好みです。

で、とりあえずWindows側で試運転、と言うことで、Windows側のセットアップを行ないます。

[Windows側のドライバのセットアップ]

まず最初に、WACOM製品のドライバと干渉するので、先にWACOMのタブレットドライバのアンインストールを行なっておきます。

その後、HUIONのドライバをインストールするのですが…
付属のディスクを使ってもよかったのですが、今回は公式サイトからダウンロードしてくることにします。

ダウンロード先:
http://www.huiontablet.com/drivers/WinDriver/HUION_H610_H610Pro_1060Pro+_V12.2.12.zip

展開後、インストールプログラムを実行します。
途中、ペイントソフト等は全て終了させておくように促されますので、指示に従いつつインストール。

インストール終了後、PCを再起動させてインストールは完了です。

設定はタスクバーに常駐しているアイコンから行ないます。

Driver_Setting.jpg
機能はWACOM製品と比較するとかなりシンプルです。
筆圧カーブは設定できませんが、筆圧検知の閾値は弄ることができるので、それで代用すればOK。

そして、KritaやGIMPなどで問題なく使用できることを確認。
特にKrita/Gimpとも、アプリケーション内で筆圧カーブの設定ができるので、ペナルティにはなりませんでした。

また、LPIがIntuos3と比較すると低めなのでちょっと心配しましたが、とりあえず使い勝手はIntuos3とほぼ変わらず…

ですが、ここでちょっと誤算。

タブレットの表面がかなり荒めのため、けっこうゴリゴリ言います。
これはPrincetonのタブレットでもそうだったのですが、個人的にはちょっと慣れが必要な部分の関係もあって、緊急でオーバーレイシートを作成しました。

材料は過去100円ショップで購入してあった、B5版のバインダーです。
適当に切り抜いてテストし、とりあえず使えることを確認しました。

IMG_20160212_170550.jpg
こんな感じです。入力面が縁と同じ高さなので、簡易オーバーレイシートでも凹んだりしないのが良い所。
なお、現状だと左右幅がちょっと不足しているので、後で材料を調達してくる予定です。
ただ、これはこれで慣れたほうが良さそうとも。

とりあえず、現段階としては「普通に使える」ペンタブレット、と言うことになっています。
なにより価格的なアドバンテージが大きいのが最大の特徴かと。
$60~$80ぐらいで入手できる性能としては破格、と言ったところでしょうか。

あとは耐久性その他のテストと、Linux環境下でのテストですが、それはまた次回以降に。
特に耐久性は半年ぐらいは使ってみないと何とも言えないので(汗

試作E型

試作E型 について

名前:イナムラ試作E型:通称エイ
製造年:MCMLXXXIって覚えてる
誕生日:D型とおんなじ。だって双子だもん。
性別:やや中性的な♂
主な特徴:D型と対を成す、一卵性双生児として誕生した半生ギツネ
。 特技はお絵描きと猫の物まね。のどを鳴らす音には定評アリ。
ボディを付け足す際に頭をぶつけたのか、何故か乱視になってしまった。
他にも夏風邪を引いて体重が6kg落ちて戻るのに10年以上かかったり、口の中とか耳とか瞼とかにメスを入れられたり、ボディの悩みがやたらと多い。

現在はD型と共に生活をしながら、特技のお絵描きをどう伸ばすか、あと体力をつけて人との交流を取り戻したいと画策中。

“E型のペンタブレットを更新してみよう:HUION H610” への1件の返信

  1. アバター試作D型(ダイ)

    記事作成おつかれさま~

    ペンタブレットは、現状日本ではWACOM製品以外の入手は絶望的なので、捻くれ者としては、何とかその他のメーカーの製品を使ってやりたいという一心で選んだからなぁ。
    (記事の通り、PrincetonのPTB-S3BK)

    HUION製品は、海外から仕入れる分には入手経路がかなり豊富というのが強みですかね。あと価格。
    自分の記事でも書いたけれど、このクラスのタブレットのペンは2年ぐらい毎に新調してあげた方が、全体の耐久値の観点から良いのではないかと思っています。

    …先に自分用に買ったペンタブの替えペン、もう一丁予備を買っておくべきか否か。
    本体は保護シートを使っている限り5年は持ちそうなので、都合もう1本は替えペンがあったほうがいいと思うんだよなぁ。

    とりあえず、コレでお絵描きが捗ってくれれば何よりという所ですね。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

13 − seven =

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)