[小さな機械の相棒]Raspberry Pi 3 Model B+を購入と、試運転結果など。

RaspberryPi3B+購入

Author:試作E型

エイです。
届いてからすぐに記事にしようと思っていたのですが、色々と忙しかったため、半月ほど遅れての報告になりましたー

発売時(2018/03/14)から気になっていた、Raspberry Pi 3 Model B+をようやく購入しました。
まぁ、購入タイミングは、早くても技適取得後(2018/05末)になったわけですが…

もともと我が家ではRaspberry Pi 2 Model B+を2台運用しており、
SVNサーバ側は特に不満はなかったのですが、簡易デスクトップとして使用している方が、やや非力と感じる機会が多くなっていたのが理由です。

例えば、
・ブラウザ(Chromium)でYouTubeの動画を再生していると、モタつく場合がある
・普通に検索などをしていた時に、スクロールが重い

などです。
CPUクロックは限界近くまで盛っている(確か1000MHz)のですが、それでも限界があります。

そのため、スペック的に大幅に向上した、Pi 3 B+が気になっていたわけです。
もちろんお値段は据え置き$35(日本で購入すると、代理店マージンなどでもう少しかかりますが)

以下、詳細は折り返しにて。


本体及び電源(5V/3AのUSB-ACアダプタ)は、代理店のKSYさんで購入し、
残りの周辺機器(エンクロージャ/電源用ボタン/接続用ジャンパ)はAmazonで購入しました。

5V/3Aの電源、あまり見かけなかったので、結局はいっしょに買ったほうが安上がりだったという…
(5V/2Aならよくあるのですが、電流不足で色々問題があるとのこと。QC3.0対応の2.4Aのものも結構お値段がする)
3B+の推奨電源は5V/2.5Aなので、2~2.4A程度のものだとちょっと苦しいのです。

なお、購入価格ですが、
・本体:\4860
・電源:\1080
・ケース:\1375
・電源スイッチとケーブル:計\492

でした(何れも税込み)。合計\7800ぐらいですね。

発注をかけたのが11/13夕方過ぎでした。

で、先に(11/14)エンクロージャ(ケース)が到着。あいかわらずAmazonは早かった…
その翌日(11/15)に本体と電源が届いたので、さっそくセットアップです。
(電源用ボタンとジャンパは、つい先日(11/25)届きました。実験結果は後ほど。中国からの発送だったので時間がかかった…)

RaspberryPi3B+購入

到着した本体と電源です。

電源は、利便性を考えるとスイッチ付きのほうが良いかなーと思ったのですが、
よく考えてみると、

・OS起動時の電源断は、最悪SDカードが吹き飛ぶ(Sync中など)

という点からあまり良いとは言えず、それならGPIOを制御して、適切なコマンドを発行する物理ボタンを作ったほうが早い、ということになったため、今回は別途ボタン及び接続用のジャンパ線を購入することにしました。

RaspberryPi3B+購入

そんなわけで、現在稼働している、Raspberry Pi 2 Model B+との比較です。
2B+のほうには大型ヒートシンクと、グラボから剥いだファンがついてますが…

PoE用のピンヘッダ(GPIOヘッダの右下あたりにある4ピン)と、Wifiモジュール(左上のラズパイのロゴ)が大きな変更点です。
石も発熱量が大きくなったためか、デフォルトでヒートスプレッダが付いています。
(2B+の時は樹脂モールドだけだった)

RaspberryPi3B+購入

さて、さっそくケースに押し込めます。
このケースの選択理由は、「ファン付き」だったためです。
2B+の時の経験から、ケースに詰めた時にフル稼働(OC込み)させると、熱がだいぶ危険だということがわかってたので…

なお、ファンは5Vラインからではなく、3.3Vラインから電源を頂きました。
5Vだと「よく回りすぎ」て、だいぶ騒音がひどかったためです。

RaspberryPi3B+購入

組み立ては5分ほどで終了。
あらかじめ用意しておいたmicroSDカード(中身はRaspbian Stretch with desktop 2018/10/09版です)を刺して、さっそく起動。
キーボードとマウス等は流用、ネットワークは有線LANです。

RaspberryPi3B+購入

とりあえず無事立ち上がりました。
初回起動時なので、色々とアップデートや設定を行います。
この時、一緒に日本語化できるので便利です。
(最初の頃はCUIでのセットアップだったからなぁ)

しばらく待って再起動。
すると画面等が日本語化されています。

実験のためブラウザを起動し、YouTubeの動画を適当に再生。
軽い…
もたつくことがほぼなくなった感じです。
(2B+の時は、動画再生中は周りのHTMLを読むのも大変だった)

しかも、今ならブラウザの設定いらず!
(Chromium最新版+pepperFlash+uBlock Originという、狙ったかのような組み合わせが「デフォルト」のため)
日本語入力も標準でfcitx+mozcなので問題なし。

あとは忘れないうちに、raspi-configでssh関連の設定をしておきます。

で、恒例のUnixBenchを走らせます。
我が家では、標準3/10回の繰り返し試験を、時間短縮のため1/3回(“-i 3″オプション付き)にしてあります。

結果はこんな感じでした。

========================================================================
BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)

System: raspberrypi: GNU/Linux
OS: GNU/Linux -- 4.14.71-v7+ -- #1145 SMP Fri Sep 21 15:38:35 BST 2018
Machine: armv7l (unknown)
Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")
CPU 0: ARMv7 Processor rev 4 (v7l) (0.0 bogomips)

CPU 1: ARMv7 Processor rev 4 (v7l) (0.0 bogomips)

CPU 2: ARMv7 Processor rev 4 (v7l) (0.0 bogomips)

CPU 3: ARMv7 Processor rev 4 (v7l) (0.0 bogomips)

18:08:15 up 4 min,  2 users,  load average: 0.27, 0.24, 0.10; runlevel 2018-1  1-15


Benchmark Run: 木 11月 15 2018 18:08:15 - 18:17:12
4 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests

Dhrystone 2 using register variables        5054316.5 lps   (10.0 s, 2 samples)
Double-Precision Whetstone                     1238.6 MWIPS (9.9 s, 2 samples)
Execl Throughput                               1040.9 lps   (29.1 s, 1 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks        162390.0 KBps  (30.0 s, 1 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks           47336.0 KBps  (30.0 s, 1 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks        365593.0 KBps  (30.0 s, 1 samples)
Pipe Throughput                              307851.2 lps   (10.0 s, 2 samples)
Pipe-based Context Switching                  67132.6 lps   (10.0 s, 2 samples)
Process Creation                               2668.4 lps   (30.0 s, 1 samples)
Shell Scripts (1 concurrent)                   1990.6 lpm   (60.0 s, 1 samples)
Shell Scripts (8 concurrent)                    651.5 lpm   (60.1 s, 1 samples)
System Call Overhead                         703861.5 lps   (10.0 s, 2 samples)

System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
Dhrystone 2 using register variables         116700.0    5054316.5    433.1
Double-Precision Whetstone                       55.0       1238.6    225.2
Execl Throughput                                 43.0       1040.9    242.1
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     162390.0    410.1
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0      47336.0    286.0
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0     365593.0    630.3
Pipe Throughput                               12440.0     307851.2    247.5
Pipe-based Context Switching                   4000.0      67132.6    167.8
Process Creation                                126.0       2668.4    211.8
Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       1990.6    469.5
Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0        651.5   1085.8
System Call Overhead                          15000.0     703861.5    469.2
========
System Benchmarks Index Score                                         352.4


Benchmark Run: 木 11月 15 2018 18:17:12 - 18:26:13
4 CPUs in system; running 4 parallel copies of tests

Dhrystone 2 using register variables       19089897.0 lps   (10.0 s, 2 samples)
Double-Precision Whetstone                     4888.3 MWIPS (10.0 s, 2 samples)
Execl Throughput                               2434.4 lps   (29.5 s, 1 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks        258450.0 KBps  (30.0 s, 1 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks           70000.0 KBps  (30.0 s, 1 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks        596412.0 KBps  (30.0 s, 1 samples)
Pipe Throughput                             1116943.6 lps   (10.0 s, 2 samples)
Pipe-based Context Switching                 246853.8 lps   (10.0 s, 2 samples)
Process Creation                               4839.6 lps   (30.0 s, 1 samples)
Shell Scripts (1 concurrent)                   4484.7 lpm   (60.0 s, 1 samples)
Shell Scripts (8 concurrent)                    601.1 lpm   (60.2 s, 1 samples)
System Call Overhead                        2564769.7 lps   (10.0 s, 2 samples)

System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
Dhrystone 2 using register variables         116700.0   19089897.0   1635.8
Double-Precision Whetstone                       55.0       4888.3    888.8
Execl Throughput                                 43.0       2434.4    566.1
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     258450.0    652.7
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0      70000.0    423.0
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0     596412.0   1028.3
Pipe Throughput                               12440.0    1116943.6    897.9
Pipe-based Context Switching                   4000.0     246853.8    617.1
Process Creation                                126.0       4839.6    384.1
Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       4484.7   1057.7
Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0        601.1   1001.8
System Call Overhead                          15000.0    2564769.7   1709.8
========
System Benchmarks Index Score                                         818.3

Single:352.4
Multi:818.3

でした。ファンがない場合はCPU温度が上がりすぎてスロットリングが発生するため、事実上ファン必須です。
(ファンを稼働させた場合は、CPU温度は60度で打ち止め)
大型ヒートシンクならあるいは…という所。

ちなみに、Raspberry Pi 2 Model B+のベンチは、以前取ったものがこちらにあります。

[小さな機械の相棒]Raspberry Pi 2入手+ベンチマーク

※おまけ。さっき取った、1500MHzにOC(標準は1400MHz)した結果
config.txtの”arm_freq=1500″を追加

長いので結果だけ。
Single:375.4
Multi:838.1

CPU温度は61度で打ち止め。

ざっくり、2B+の2倍ちょっとぐらいのスコアです。

また、”top -d 0.01″を8枚走らせても、CPU使用率が100%に行きませんでした。
98%ぐらいで打ち止めでした。

ついでに消費電力も測定しておきます。
簡易ワットチェッカーをついでに購入したので、それを見ながらです。

RaspberryPi3B+購入

・アイドル時:3.0~3.1W程度
・高負荷時:5.7~6.4W程度

なお、ネットワーク接続を有線LAN(最大300Mbps)からWifi(802.11ac:200Mbpsで接続を確認)にすると、消費電力が0.2Wほど低下しました。
有線LANがUSBコントローラ(LAN9514)経由だからかなぁ?
現在は無線モードで運用中です。

とりあえず、快適に使用できています。

これをベースに、色々いじって行けたらと思いますが、それはまた次回に。

試作E型

試作E型 について

名前:イナムラ試作E型:通称エイ
製造年:MCMLXXXIって覚えてる
誕生日:D型とおんなじ。だって双子だもん。
性別:やや中性的な♂
主な特徴:D型と対を成す、一卵性双生児として誕生した半生ギツネ
。 特技はお絵描きと猫の物まね。のどを鳴らす音には定評アリ。
ボディを付け足す際に頭をぶつけたのか、何故か乱視になってしまった。
他にも夏風邪を引いて体重が6kg落ちて戻るのに10年以上かかったり、口の中とか耳とか瞼とかにメスを入れられたり、ボディの悩みがやたらと多い。

現在はD型と共に生活をしながら、特技のお絵描きをどう伸ばすか、あと体力をつけて人との交流を取り戻したいと画策中。

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