2013年 自前の非常用持ち出し食料で生活してみよう! -三日目とまとめ-

※前回二つ分の記事の続きになります。
さて、多分この記事で最後までまとめられるはずだ・・・

■2013年2月24日(日)

二日目は初日より意図的に早めに就寝し、体調を少し回復させることにしました。
現在二人とも睡眠薬無しではどうしても入眠まで2時間以上かかる&3時間程度で目が覚めてしまう為、睡眠時間の管理とやりたいことのスケジュール調整が非常にタイトになってしまいます。
三日目の朝は調整の甲斐があって、二日目の朝よりかは幾分スッキリとした目覚めです。

では、三日目の朝食へ・・・

[食事内容]
 D型:カロリーメイト(フルーツ味)2本(1/2箱)、乾パン 10個弱
 E型:カロリーメイト(チョコ味) 2本(1/2箱)、乾パン 5-6個
 折半したもの:アーモンド(塩味つき) 少量ずつ

2013年 非常食レポ用画像

画像はご存知カロリーメイト。こいつも乾パンと並んで保存性・携帯性に優れているので非常食として確保する定番食品です。
味はD型がフルーツ味、E型がチョコ味を選択。この辺は二人の好みが微妙に異なっていますね。
初日に食べたバランスパワーと違い、水無しでもきちんと食べられる適度な湿り気を帯びています。
ちなみに4本入りパッケージを購入しています。2本入りパッケージも出ているのですがあちらのほうが割高だというのと、内部のアルミ包装は2本で1パッケージなので、結局2本以上食べるのであればこちらのほうが簡便だったりします。
味は中々説明をつけづらい・・・というか、本当に好き好んで食べている数少ない製品なのでいつも通りの味としか表現できないんですよねぇ。ゼリー飲料と並んでもう食べはじめてから15年以上。
強いてあげるなら、ベースが”手でぎゅうぎゅうに圧縮したメロンパン”に、フルーツ味は細かいドライフルーツの食感+甘酸っぱさ、チョコ味はメロンパンをチョコメロンパンに変えてちょっとだけサクサクになったもの?と言うべきなんだろうか。
見た目は食べづらいように見えますが、最初の一口二口を噛んでしまえば後は舌ですりつぶすことが出来るので、意外とすんなり飲み込めます。

ただ、全部の種類が好きと言うわけではなく、D型は殆どフルーツ味でチョコとメープルを時折、E型はチョコ優先でフルーツはそこそこ、メープル味がギリギリ食べられるラインで、二人ともポテトとチーズ味は非常に苦手としています。

この辺は実際に食べてみないと判らない部分が多いため、朝食や夜食をこれにすげ替えてみて味の好みを調査しておいて、きちんと食べられるものをチョイスできるようにしておいたほうがいいと思います。

一応製品情報。(大塚製薬サイト内のページ)
http://www.otsuka.co.jp/cmt/lineup/block.html

当然2年以上の保存が可能に作られています。カロリー計算や容易で、栄養価も高いため非常食じゃなくても1パックぐらい自宅や職場、通勤通学カバンなどに入れておくと重宝します。
・・・別に大塚製薬の回し者ではないですよ?^^;

2013年 非常食レポ用画像

朝食の補助として、アーモンドの袋を開封しました。
重量当たりのカロリーと栄養価を考えると、何かしらのナッツ類を入れておいたほうが良いかな?と思い、アーモンドをチョイスしてみました。これも好みの物を選んでも問題ないと思います。
(ただし殻付きのタイプはゴミがでるため、非常食としてはそのまま食べられるタイプが良いです)
食物繊維も豊富で、数粒かじれば十分な代物なので嵩張らないのがミソです。
ただし、食べ過ぎ注意! 美味しいからといってヒョイヒョイと一袋空けてしまうと、食物油脂+食物繊維でおなかが緩くなったりします;
災害時にお腹を下したりしたらいろいろな意味で最悪なので・・・

乾燥食品なので1年以上、カビが生えない限りは問答無用で食べられると思います。

乾パンは昨日の残りです。

さて、とりあえず三日目の朝食を取ったところで、非常用バッグに詰めていた食品のバリエーションが少し足りないことが判ったのと、もう2-3食食べる程度には不都合が無いことが確認できたので、この日の昼食として、朝食時に残ったカロリーメイトと乾パンを完食して調査を終了することにしました。

この日の夕食として、念のため自宅での備蓄食料の放出という想定も兼ねて、カップ麺+冷凍食品のコンボでお手軽に済ませてみたりしましたが、恐らく誰でもやれることなので別段記載しなくても大丈夫だと思っています。

■今回の訓練で判ったこと、改善が必要なポイントなど■

 この三日間(実質2日とちょっとですが・・)で、具体的な非常用バッグの内容を決めることができるようになりました。D型E型の場合3日分の生活物資として確保しなければならない内容は大体こんな感じ。

 ・服薬用の水を2L(非常用の水と別に)
 ・カロリーメイト(4本入り) 5パック
 ・ゼリー飲料 2個~4個
 ・レトルトご飯 4個
 ・レトルトカレー 2食分
 ・ご飯のおかずになる缶詰 4~5個程度
 ・乾パン1袋
 ・シリアルバー 6本(箱売りされているもので1パック扱い)
 ・乾燥ナッツ類、飴(甘いタイプとすっぱいタイプ:両方とも砂糖飴であること) 各1袋
 ・缶切り、フォークまたは箸、スプーン2セットずつ
 ・紙コップ数個+スティックタイプのコーヒー10袋程度
 ・スポーツドリンク粉末 4袋(1袋1Lとして合計4L)
 ・加水式加熱剤 5個(1日1個+予備1個+さらに追加で1個の計算)
 ・水を入れる袋、ないし空のペットボトル 1~2個
 ・絆創膏、胃薬、正露丸、消毒用アルコールないしウェットティッシュ
 ・トイレットペーパー 1ロール

意外と多い感じもしますが、二人で三日間という前提をつけるとこの程度を背負い式カバンに詰め込むことになりそうです。
その他備品として、雨合羽や折りたたみ傘、レジャーシートなどが必要になるんじゃないかと思いますが、非常に嵩張るものだったりするので、非常事態には1枚コートの類を持ち出すなどして対処することにします。
携帯トイレについても考える必要があるのですが、車で移動するしかない状態などは自分達の場合は考慮しなくても良いため、どこかで用を足せるものと割り切ろうかと思っています。
ラジオとかライトについては、常に手元においておくか、バッグの横に挟めておけば持ち出し忘れる心配が無くなるのかな?

あと、これらの食品・消耗品の選定基準として簡潔に纏めると以下のような感じになります。

 ・味は原則として自分の好みに合わせる
 ・食べるまでに手間のかかるものは少なめに、直に食べられる食品の数を多く
 ・食べるものの栄養価、単価は短期間であればそこまで気にしなくても良い
 ・消費する際に出るゴミの量、匂いについてはきちんと考えておく
 ・間食できるように、小分けに食べられるもの、水なしで食べられるものを何種類か混ぜる
 ・食べたことの無い食品を混ぜるのは肝心な時に博打になるため、きちんと試食する
 ・衛生、健康にまつわる品は最低限まで削りたいが、人数分が賄える分は確保する

これらを全部纏めると、大体予算7,500円~10,000円程度に収まるんじゃないだろうか?
自分達の場合はまとめて購入したり安い互換品に切り替えたりすることで、その他情報機器や耐久財コミで8,500円程度で何とかなると思っています。

・・・そうだ、まとめていて思い出した。

2013年 非常食レポ用画像

これが今回の訓練ででたゴミの一覧です。向かって右がプラスティック、金属ゴミ、左側が紙、可燃性のゴミです。
意外と紙ごみが少ないと思ったのですが、ティッシュペーパーなども含めるのをすっかり忘れてしまっていたため、この分量になっています;
訓練した時は丁度鼻水が酷くて、結構な量のティッシュを消費しました。
 

※後日談として、スティックタイプの蜂蜜とビーフジャーキーを購入してみました。
 

2013年 非常食レポ用画像

ビーフジャーキーは画像をとる前に食べきってしまったので写真がありません^^*
意外と匂いが強いのと、自分達の好みとして食べ過ぎてしまうのでナッツ類以上に注意が必要だと感じました。
これならスニッカーズの個包装タイプを一袋ねじ込んでおいたほうが良いかな?

蜂蜜はまだ試食していないのでどうなるか楽しみ(?)ですが、D型がとりわけ水飴好きなので、蜂蜜でも問題なく食べられるんじゃないかと思います。

記事3つ分で長々と書いてしまいましたが、自分自身にとっても、もしかしてこの記事を見かけてくれた人にとっても有効な情報であって欲しいなぁと思います。
一番は当然のことながら何事も無く生活できることなのですが、それがままならない時でも、慌てふためくだけで後は運任せ!というのはなるべく避けたいところです。

2013年 自前の非常用持ち出し食料で生活してみよう! -二日目-

できるだけ連続して投稿したかったのですが、昨日は体調不良により休憩日となりました;
記事の分量も予想以上に大きくなってしまっているので、コツコツ書いていかないと何時完成するかという・・・

前置きはここまで。

■2013年2月23日(土)

夜は早めに就寝しようかな?とE型と話していたりしたのですが、その話に華が咲いてしまい、結局いつも通りの就寝時間になりました。
9時半ごろに起床して、朝食を半分寝ている状態で食べました。

[食事内容]
 D型:シリアルバー(クランベリー味)1本、乾パン 5-6個
 E型:D型と同じ内容

シリアルバーは初日と同じやつです。この日の朝で二人で6本食べきりました。
最初はイマイチと言っていたE型からも、”食欲が無い時に丁度いいかもしれない”と好評を得ることができたので、晴れて非常用食料+朝食のバリエーションに追加することになりました。

2013年 非常食レポ用画像

二日目にしてようやく非常食の王様、乾パンを開封しました。
サンリツの乾パンは非常食専用の缶詰タイプもあるのですが、この袋入りでも1年保存が効くうえ価格も安いので慣れている人はこっちで持ち歩いたほうが手間がかからないと思います。
味はもう何年も食べていることもあるのですが、子供の頃食べた乾パンと比べると随分美味しくなったような気がします。味付けはきわめて薄味なのですが、噛んでいると自然と甘さとゴマの香ばしさが口の中に広がるので飽きが来ません。
どうしても味が薄いなぁ・・・と感じるのであれば、適当なジャムとか蜂蜜をつけながら食べるか、袋入りならば味塩コショウを少し投入して袋をフリフリすればスパイシーな味になります。
保存期間にまつわる部分も、D型の個人的感覚では開封して2-3日はサクサクの食感を維持、湿度の高い時期でさえ、開封後2-3週間は少ししけった感じになるだけで問題なく食べられます。
カロリーも1枚約10kcalと計算がしやすく、1回に10枚も食べれば噛む回数の多さ+お腹の中で膨れる関係で十分な満腹感を得ることが出来ます。
もちろん水無しで何枚でも食べられる設計になっているので、枕元においておいても食べるのに苦労することは無いです。

この辺の長所から考えると伊達に何十年も携行・非常食料として君臨しているわけではありませんねぇ・・・

最近はどの世代もあまり食べる機会が減ってしまった乾パンですが、お菓子として食べてもおつまみとして食べても大して高くない代物なので、食べなれておくと災害時の携行食料の重量をグッと減らせるので損はしないと思います。

そして昼食・・・
を2日連続ですっとばしてしまいました
間食として乾パンをかじったり飴を食べたりしながらお絵描きをしていたところ、すっかり夕方という殆ど前日と同じパターンで正式な昼食を摂らない結果に。
普段は食べてもカップめんで適当に済ませるか、食パンがあれば焼いて食べてしまうか、そうでなければ前日の夕飯の残りを食べたりする程度のパターンしかないため、調理をしない・食料調達をしない今回の訓練では昼食を何が何でも摂らないといけない理由がなくなってしまうんですよねぇ;

食べなかったものは仕方ないので、二日目の夕食に移ります。

[食事内容]
 D型:五目ご飯(レトルト)1パック、ひじきの煮物(缶詰)1個
 E型:白米(大型レトルト)1パック、カレー(レトルト、冷えたままでもOK)1袋
 折半したもの:シーチキン(ノンオイルタイプ)1缶、乾パン数個、飴

2013年 非常食レポ用画像

写真がわかりづらかったので、また番号をふってあります。
三段重なっている上から、1レトルトカレー、2白米(大型タイプ)、3五目ご飯(通常レトルト)、横においてあるのが4シーチキン、5ひじきの煮物の缶詰です。
今回はシーチキン以外の4種類を温めて食べることにしました。

2013年 非常食レポ用画像

画像は調理中の図。モーリアンヒートパックは初日に使用した袋+別のパッケージから加熱剤をひっぺがして投入しています。
これは訓練後に気が付いたので仕方ないのですが、この普及型タイプの過熱剤では今日の食料全部を一度に温めるのには熱量が不足するんですよねぇ・・・
現在通販で入手できるタイプのLサイズ辺りが欲しいところです。

※そういえば件の普及型加熱剤の写真を撮っていたので載せておきます。
 最初は「普及型って書いてあるからには、試作型もしくは何らかの専用タイプが別途存在するはずだ」などと二人して話していたりしました。
 実際にはこれの60gタイプが自衛隊の戦闘糧食に入っていたため、識別用として”普及型”の名前を貰ったのではないかと思っています。

2013年 非常食レポ用画像

食事風景の写真はかなり写りが悪かったので割愛(汗
カレーは温めないでも食べられるタイプのものでしたが、冷えたカレーほど美味しくないものは無いと思っている二人なので、一応温めてみました。
味は何か特殊な感じなのかな・・・と気になっていましたが、殆ど一般のレトルトカレーと変わらない味でした。少しだけ油脂成分が多い感じでむしろ滑らかな食感。
これなら冷えていても食べられるかな?とE型が言っていたため、後で冷えたままのカレーを食べる機会を別途設けてみようと思います。
こいつは保存食として設計されているため、2年以上保管が効きます。

五目ご飯とひじきの煮物ですが、ひじきの煮物がややお酒臭い感じがして、少々食べづらかったですね・・・
あとご飯類は先の加熱剤のパワーでは十分に過熱できず、芯の残っている場所がところどころにありました。
調達先はどこも近所のスーパーのレトルトご飯のコーナーと100円均一コーナーだったので、入手は非常に容易なのが強みです。
両者共に1年程度は保存可能。

シーチキンは夕飯を食べる直前に思い立って、急遽冷蔵庫から1個引っ張り出してきたヤツです。
理由は「缶詰を各種そろえるならば、シーチキンは非常食として有効なのでは?」というものです。
今回は昨年12月あたりに4缶纏めの徳用シーチキン(イナバ スーパーノンオイル)を買っていて、そのストックが2缶あったため、そのうち1缶を消費してみました。

結論としては、「ノンオイルタイプならば、シーチキンは十分非常食として通用する」です。
味付けはそこそこ濃い目で、保存期間は3年近くOK、ノンオイルタイプならば食後の空き缶の保管が比較的容易、何よりもシーチキンの味は自分達を含めて殆どの人に馴染み深いものであるため、自分達の食料としても、非常食が食べなれない周囲の人にもおすそ分けが出来る点が優秀です。
非常食の一部に「他人も食べられそうな一般的なもの」を少しだけ混ぜておくと、実際に非難する状態になった場合、食料の交換などを通じて周囲とコミュニケーションを図れるので色々とありがたいはずです。

●二日目のまとめ●
2日経過した時点では肉体的・精神的に特別な不調は発生せず。
恐らくは非常食の内容が良かった・・・というより、普段の食生活がこの非常食の内容に近いからなのでは?と思っています。
(普段は夕飯はきちんと毎日調理していますが、朝・昼および間食では乾燥食品や携帯用食料がメインなので)

食事内容として、非常用としてはいっそ”1日3食”という観点は無視して、”ひたすら間食”+”メインの食事1食”という組み合わせにしたほうが、こまめに栄養補給が出来る+食事をとらない時間が長くなることによるストレス増加を防ぐことが出来るんじゃないか?と思いました。
温める必要のあるレトルト食品などは、このうちのメイン1食の部分に集結させると管理しやすいのだろうか。

あと、ひじきの煮物の缶詰を食べていて考えた事柄で、”匂いの強い(特に魚の煮物類、ニンニクやネギの匂い)一部の食材は、体調の悪い人のそばで食べてはいけない”というものです。
これはD型自身に固有の問題なのかも知れませんが、上記の匂いの強い食品が近くにあると、胃の調子が悪い、満腹である状態などの要因が重なると、食欲増進ではなく吐き気を誘発して非常に苦しむことが間々発生します。
この日は別段調子が悪いわけではなかったのですが、シーチキンの缶を冷蔵庫から取り出したときに、普段好きで食べている”さんまの蒲焼”の缶詰が目に入り、「たしかコイツは缶を洗わずに放置すると、翌朝部屋中が魚臭くなって気分が悪くなるんだっけな・・・」などと考えていたため、上記の注意点を追加しています。

非常事態下では体調も崩しやすくなるため、少しでも体調にマイナス要因として働くものは食料に盛り込まない工夫が必要だと思います。

・・・ふぅ、これで二日分。
ここで一旦記事を区切って、三日目のレポートに続けます。