「んぁっ・・・あふっ・・・ん・・・っ」
美央は腰を柔らかく上下させるように動かしながら、マスターの表情を伺う。
「くぅっ・・・あ・・・」
その表情は「今にも出そう」と言う、苦悶とも恍惚ともつかない状態を伝えている。
気持ち良さそうな表情をしているのを確認すると、さらに腰をくねらせるように動かし、肉棒を刺激する。
その刹那、子宮口への不意なノック。
腰を落とした瞬間、マスターの腰が持ち上がり・・・そして感じる熱さ。
「うぁっ・・・やばい、で、でるっ・・・!」
「え・・・ちょ、ちょっ・・・なかっ・・・はぁ・・・ダメ・・・っ・・・」
・・・びくっ、びくんっ・・・びゅるるっ・・・
懇願空しく、子種を自分の奥深くに吐き出されてしまう。
美央はその熱い感覚に軽い絶頂を覚えながら、困った顔でマスターに話しかける。
「もぅ・・・膣内はダメって言ったのに・・・」
「あぁん、沢山出しすぎ・・・ほら、あふれてきちゃってますよ・・・」
と言いつつ、左手で自分の柔らかな尻肉を持ち上げ、結合部をあらわにさせる美央。
「はぁっ・・・はあぁっ・・・ご、ごめんっ・・・」
荒い呼吸の中、悪気はなかったんだ、と言うバツの悪い表情をするマスターに美央が言う。
「・・・今日、危険日だったんですよ? 私、当たりやすいって。お医者様が言ってらしたので」
「できちゃったら、責任、とって下さいね・・・?」
その一言と、本当に困った表情をする美央を見て、一気に顔が青ざめるマスター。
「や、やばいなぁ・・・(汗」
「・・・反省、してます?」
美央はそう言うと、文字通り自分の尻に敷かれているマスターの表情を再確認する。
本当に申し訳なさそうな表情が読み取れた。
それを確認して、手元にあったポーチからなにやらごそごそと取り出し、マスターに見せ付けるようにする。
「じゃーん、これ、分かります?」
と言いつつ、美央は飲みかけの低容量ピルシートを左手でぷらぷらさせる。
「ちゃんと飲んで管理してるから、今日は大丈夫なんですよ♪」
「今時、女の子でも避妊はできるんですよ? うっかり生挿れ中出しされても大丈夫なように、と言ったら変ですけどね」
「そ、そうなのか・・・?」
それをきょとんとした目で見るマスター。
そして美央は言う。
「もぅ、普段からそんなえっちなことばっかりしてるから、分からなくなっちゃんですよ?」
「雪葉やミュートは妊娠しないかならなぁ・・・」
「まぁ・・・女の子を困らせちゃダ・メ・で・す・よ♪」
「安心したところで・・・それじゃ、続き・・・まだまだ放しませんよ・・・?」
・・・
低容量ピルって、確か産婦人科で処方していたはず、です。問診と簡単な検査は必要ですが。
ちなみに飲みかけ、と書いていますが、ちゃんと連続して飲んでいる最中、と言うことです。
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